この1年は猫のEurekaの世話で明け暮れた。もうこの2019年は最後まで生きられないかもと思いながら、ワイフは食べ物の準備に時間をかけ、私はトイレや水の世話で(一回水を飲むと、もうその水の入った容器は避けるので、水入れをいくつも用意し、ぎゃぎゃ騒いだらすぐに水をFreshにしに立つということで、1日に20回近く水の世話をしてきた)大変だったが、生きているだけで温かみを感じさせてくれるので、頑張っている姿を見るだけで、こちらも頑張らねばと思うのであった。
ワイフがEurekaが寒いだろうと服を縫ってやったが、それが気に入ったのか、脱がないで着たまま寝ている。本当にガリガリに痩せ細って、18ポンドあった元気な昔が信じられないほど。医者に測ってもらったら 5.5ポンドほど。骨と皮だけなのだからそういうこと。私は50年以上前に京大病院で見かけた女性を思い出す。病院の受けつけ付近で、若い女性が歩いているのをみかけたが、なんと、若いのに骨と皮だけに痩せ細って、しかも一人で病院の廊下を歩いていた。そのあとすぐになくなったに違いないと私は思ったが、今、Eurekaがそれと同じような状態になっているのをみると、なぜかその京大病院のことが思い出される。20歳は人間で100歳だと獣医は言った。EurekaはそれでもテーブルにJumpするし、頭もしっかりしている。動けないとかという状態ではない。水またはミルクを飲み、少し食べてくれれば(私がカツオのタタキをやると、少しは食べる)、もう少し頑張れるかもしれない。今、私は元気な時のみごとな姿の写真をいくつかPrintして、昔を懐かしみながら、添い寝をしてやる。1年前はすぐにゴロゴロ言ったが、もうそういう機能は反応しなくなったのかゴロゴロは聞こえない。でも毎晩私のベッドに上がってくるくらいだから、意思表示はしているわけだ。
今、Kindle E-bookで読んでいる本には、Ratをペットというよりも人間のように扱っているサイキックの女性の話が書いてあり、わたしは本当だと共感できる。Animal and The Afterlife Kim Sheridanという本で、誰もがおそれるRatネズミを友達として付き合い、魂の交流をして、かけがえのない美しい魂の交流を行った話で、私には単純に信じられ、まさに山川草木悉皆成仏の美しい思想が本当だと思われる昨今である。Dr. Agnes Thomasの「Pets tell the Truth」も本当だと思う。
もうこれが最後と思い、いつも訪れた獣医をおとずれたが、もう何もしてやれないとのこと。20歳以上。まあ、長生きしたほうだ。苦しまないで死ぬのを待つほかない。今まではともかく水を沢山飲み、トイレにも頻繁にゆき、文句を言いながらもワイフが時間をかけて用意したフードをたべてきたが、この2-3日、水の代わりにミルクを飲み、トイレで用を足す回数がほんのわずか。尿の排泄ができなくなったら、人間も尿毒症で死ぬので、水を飲まず、トイレにもゆかないとゆうことは、もう最後が近づいたということと悟って、2019年の最後まで持たないかもしれないと思ったが、今日、12月30日、明日まではなんとか頑張れそう。
犬のHanaとThumperは元気。Hanaももうすぐ16歳。年を感じさせるようになったが、表情やしぐさがとてもかわいく、見ているだけで私はハッピーになる。Groomingに連れて行って、Hanaが居ない間に、ThumperをつれてO'Melveny ParkのNature Trailを歩いた。10月10日の山火事であれ野原になっていたが、雨が降って2か月後には緑が目立つようになった。自然の復元力はすばらしい。丁度、奈良の三笠山(若草山)の山焼きのあと、自然が元気を回復するようなもの。
村田茂太郎 2019年12月30日
Hana & Eureka |
電気座布団の上で寒さ知らずで頑張っているEureka |
LAでも黄葉する! |
焼け焦げていたNature Trailの山肌も雨のおかげでGreenに。 |
Hanaは最近はあまり歩かないので訪れるチャンスがなかったが、Groomingでいないので、チャンスとばかり
久しぶりにThumperとNature Trailへ。付近は焼け焦げていた。
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