12月31日、年末である。
Eurekaはどうやら2019年は生き延びることができた。しかし、もう最後は迫っている。水もほとんど飲まなくなり、トイレに行った形跡がない。夕方になってやっとひとつトイレを使った跡が見つかり、私はホッとした。排尿ができなくなれば、終わりである。ミルクは少し飲むようで、この2-3日、主にミルクを飲んでいる。ともかく何か水分を飲んで、排泄をしている限り、まだ生き延びるはずだが、食べる方も難しく、好物のカツオのタタキも見向きもしないときがある。まあ、よく頑張っていると思う。本当にがりがりに痩せ細って、私は目方を図る気にならない。
今、Kindleで読んでいるサイキックの女性が、Ratねずみ を養って、本当に友達付き合いをして、最後に亡くなる場面になると、この女性の気持ちがよくわかる。本当に大事なかけがえのない友達を亡くしたように感じるのは間違いない。EurekaとHanaはそれぞれ独自の個性を発揮して、まさに印象的な存在であり、あとあとまで深い思い出を残すことになるのは間違いない。水を換えろとうるさいくらいに夜中でも泣きわめいたEurekaが本当にかわいく感じられる。
HanaもMy wayかNo wayのHanaで、気が向かないと交差点の真ん中で座り込みをして私の行こうとする方向への拒否反応を示した姿は、Hanaならではの個性豊かな、自分に自信を持った姿で、私は腹が立つどころか、素晴らしいと感激する。Hanaにくらべて、EurekaはもっとSensitiveで水の中にごみが浮かんでいるだけで、替えろとうるさくわめくのに対し、HanaもThumperも木の葉が浮いていたり、ごみが入っていたりして汚いから替えてやろうとするまえに、飲んでしまう。Eurekaの繊細さが目立つほどである。
ともかく、犬猫はPetsというよりも人間同様、繊細な魂を持っていることはよくわかる。このサイキックの女性は犬猫などを専門に扱うサイキックに相談して、彼女の場合はネズミが何を悩んでいるのか、その他、様々なネズミの思いを伝えてもらい、何も知らないはずのAnimal Communicatorが正確に情報をつかんでいることから、本当にこの専門家はAnimalとテレパシーでCommunicationができるのだと何度も確認したようだが、私も、何度かそういう能力を持ったひとにEurekaについて相談したいと思ったが、私は耳が悪くて、電話では半分もわからないので、一度もトライしなかった。直接会って話すことができれば、きっと相談したと思う。ともかく、獣医ではわからないのだ。そして、Agnes Thomas Ph.D.の「Pets tell the Truth」を読んで感激した私は、本当にAnimalは魂も感情も持って人間に何かを伝えようとしているのは確かだと思う。
ともかく、このEurekaは私にとって特別である。Hanaも。そして今ではThumperも。
私はいっぱい犬猫の写真を撮ってきた。これは私の宝物である。
村田茂太郎 2019年12月31日
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