「心霊現象の科学」をめぐってーその88 あるMediumとの1時間
最近、わたしは友人・知人の何人かが物故したという知らせに接した。そのひとりの葬式に参加する前に、Mediumに接して、なにか情報をつかめるかしらと、まえから訪問したいと思っていたサイキックのStoreを直接訪問し、アポは無いけれどOn the spotでMediumに会えるかとたずねたところ、OKとのことであったので、まず30分を買い取り、のちほどそれを1時間に変更した。30分ではなにもつかめないとわかったからであった。受付の話では、このMediumはあの世のSpirit霊たちと交信できるという話であった。それならば、ということで始まった。
このMediumはCrystal Pendulumをつかい、Stoneをつかった。やっているのを見ているだけでも興味深いものであった。わたしのラフな肖像を紙に左手で描き、その上にPendulumをあてて、頭がどうの、首がどうの、心臓がどうのと、いわば診断みたいなことをしていった。Pendulumが前後に動いたり、くるくると高速で回転したりするのをみながら、彼女はここがどうだと意見を言うのであった。
また、最初の30分は女性のSpiritばかりに接しているようなので、男性は出てこないのかと訊ねたら、Stoneをにぎるようにと言われ、わたしは自分で持ってきたStoneを探し出して、すこし握り、彼女に手渡した。彼女はいわばPsychometryでStoneにしみこんだ私のVibrationエネルギーから何かをCatchしようとしたようであった。わたしが男性の故人を考えていれば、それをベースに私の周りに集まった男性の霊をCatchしようということであったのだろう。
Mediumから得た情報はシンボル的なイメージで、わたしにはなかなか内容がつかめなかった。彼女がいろいろ感じ取ったものをいってくれるのだが、わたしにはよくわからない。衣装についてもぜんぜんわからない。本当にSpiritに接しているのかどうかもわからない。そのうち、イニシアルらしきAlphabetをふたつならべたので、そんなイニシアルの人間は知らないといったら、First Nameを紙に書いてくれといい、書くと、なんと、彼女の言ったアルファベット二つがFirst Nameのはじめとおわりに現れていた。そこで、Mediumは元気付き、Gardeningがすきだったらしいとか、私が日本訪問中に病院を訪問したことをとてもありがたく思っているとか、私をMy Good Friendといっているとか伝えてくれたので、私は彼のことだなと納得がゆき、Yes He was great person. We were good
friends. と私の感想をつたえたりした。
ある日付に意味があるようだとか、この数字に意味があるようだと、いろいろ伝えてくれるのだが、私が感じたことは、それぞれの人間の個人的生活に関しては、私は何も知らないということを確認したようなものであった。よほど公私両面にわたって親しく付き合っていない限り、なかなか見当がつかないということであった。
1年半ほど前の、はじめてのMediumとの電話でのやり取りの場合は、Mediumが得た印象で、本を振りかざして、これは何とかだといっているといわれれば、すぐに彼だなとわかり、外国旅行絵葉書をふっているといえば、すぐに見当がついたわけであった。今回も、このふたつのアルファベットではじめて、ああ彼のことだなとわかり、どうしているのかとMediumにきくと、Comaの状態のときと違って、若々しく元気になって、AfterlifeをHappyにすごしているという話で、まず、ほっとし、Comaのときに私が訪問したことを、その場でみなわかっていて、喜んでいたとか、感謝していたということで、あらためて、Comaの人には、ちゃんと意識があるように対応すること、ちゃんと話しかけることの重要性を確認したのであった。
彼のことに関しては、逝去の知らせの後、すぐにMediumにあいたいと思って、なかなか機会が無かったわけなので、やっとその希望がかなったというところであった。
最近、なくなった人のSpiritはまだReadyではなかったのか、あらわれなかったようだ。
いっぱいコンタクトしたいSpiritsが居るのだが、Mediumの仕事はなかなか骨の折れる仕事であり、こちらが希望した霊が近づいてくるとは限らないので、今日は三人ほどのSpiritらしきものに接しただけで満足ということで、Sessionを終了した。
ある女性のSpiritに関しては、もしそれが本当なら、私を悩ませていたひとつの謎が解けたようなのであったが、それを確認することなど不可能なので、そういう可能性もあったなあと、ひとりでそのころのことを思い浮かべる始末である。しかし、今は彼女もやすらいでいるということで、本当にほっとした次第である。なにしろ、ある種の本では自殺した人はなかなか成仏できなくて、Earthboundで地上をさまよう場合が多いと書かれていることがあったから。
ある男性のSpiritはBabyを抱いているとか(わたしには何のことか誰のことかまったく見当がつかなかった)、ある女性のSpiritは頭が痛い(Brain Cancer?)とか、おなかが痛い(どこかの癌?)とか、いってくれるのだが、Cancerで亡くなったとわかっていても、どこのCancerだったのか知らなかったりして、はっきり誰と同定することもできず、日常的に親しくしていれば、また事後、電話で確認もできるのだが、そうでない場合は、正否の判断もつかめないわけであった。
わたしがともかく知りたかったことは、自殺したケース、Coma、Alzheimerなどで亡くなった人たちが、すでにいろいろなMediumの本で述べられているように、成仏して、元の健康な身体になり、天界から家族たちを見守っているかどうかということであったが、どうやら、そのとおりらしく、アルファベットの主は“My wife”に“Love”のメッセージを送りたいといったようであった。ほかにGood-tidingsとかというような意味のことをいっているが、日本語でどういうのかわからないとMediumがいうので、わたしはまあ、吉報があるというようなことだろうと解釈した。
わたしはCalifornia Palm Springsに居るMediumが書いた自伝を読み、このMediumに接して、2-3時間のSessionを持ちたいと願っていたが、Palm Springs までのドライブも大変だし、いろいろ面倒で、なかなか決心がつかなかったところ、InternetでこのSan Fernando Valley周辺でも、いっぱいサイキックのStoreがあり、それぞれMedium・Psychicを保持していて、セミナーやSéanceその他興味深そうな会合をもっているようなので、2箇所のStoreを訪問したわけであった。
最初に訪れたサイキックのStoreでは、1時間のMediumとのSessionをもったつもりであったが、あまり情報がえられないということで、30分で終わりにして、今度はPetsに関して別なサイキックのひとを紹介してもらい、わたしが心配している我が家の猫Eurekaの写真を見せて、診断してもらった。このサイキックは特別なTarotカードをつかい、あらわれたカードはすべてPositiveなものばかりで、今のところ猫の健康に異常はない、すぐに死ぬようなことはないということであった。彼女は私にHealing Powerがあるから、抱いてやりWhite Lightのイメージをうかべれば、きっとCatをProtectできるだろうとまで言った。
このつい最近の2AlphabetのMediumも、私に関して、わたしがサイキックであり、Healing Powerをもっているといい、それを伸ばすようにMeditateすることをすすめてくれた。
ほとんど、病院やドクターを訪問しない私は、自分にそれなりのHealing Powerがあるのはわかっているので、Yes, I know. といって確認しておいた。
すでにこのブログで何度も展開したMaurice Barbanellは「Spiritualism」という本を書いた時点で、なんと3000回もSéanceに出席したと記していたが、わたしもこれからすこしまじめにMediumとSessionを持ちたいと思っている。
村田茂太郎 2014年4月18日
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