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11/13/2019

ブログ表紙写真 404回目 ニュー・メキシコの風景 その8 Carlsbad Cavern National Park、New Mexico USA

ブログ表紙写真 404回目 ニュー・メキシコの風景 その8 Carlsbad Cavern National Park、New Mexico USA

 New Mexico で有名な自然はテキサスとの州境にある Carlsbad Cavern National Park カールスバード洞穴国立公園であろう。その地下にあるBig Roomは規模の雄大さで世界的に有名になっており、1950年代のSF映画 地底旅行のロケが行われたところである。ともかく世界有数の大規模な洞穴である。

 そして5月から10月にかけてMexican FreeーTail Batsが40万ほど洞穴を出入りすることでも有名である。私もこれが最後かもと思ったときに近くのCarlsbadに宿をとり、夕方のBatsの出入りを見ることができた。たくさんのBAT 蝙蝠・こうもりが大きな洞穴から出てゆく様子は感激するほどのものであった。その印象は拙著「寺子屋的教育志向の中から」のエッセイ集に添付したエッセイ「こうもりの飛翔をめぐって」で紹介したが、このブログにも転載した。ばらばらに飛び出してくるのではなく、ローマの兵隊が百人隊長の指揮のもとに規律正しく、移動するように、同じ方向に、見えない円筒を1-2周する感じで(暗闇から出てきて、いきなり広い空間に飛び出すのではなく、Warming Upをしてからグループ・リーダーに従って一つの塊をつくって)、そして千切れ雲がふわふわと飛んでいくような感じで空の彼方に消えて行ったのは、見て初めて実感できる感動的な光景であった。

 洞穴の探査はエレベーターで一気に230Feetほど(70メートルほど地下に潜る方法と、自然洞穴の入り口からあるいて3マイルほど探査する方法があるが、もちろん歩くのが正解である。帰りはエレベーターで上がれるのだから。

 まあ私の個人の感想としては、洞穴は好きでないということで、一度は見ておくべきという程度。しかし私は不幸にして、友人・知人、会社への訪問者などを案内して何度もこの洞穴を訪問した。

 私はOpenな自然が好きなので、このあと、Living Desert Museumというのを訪れるのが好きであった。ここでもTaranturaに出遭えるという素晴らしい体験をした。ケースの中に一匹だけ雌のタランチュラが入っていて、管理人と話したら、なんと年は28歳ということで、どうしてわかるのかと訊ねたら、自分が28年世話してきたからとの話。つまり彼女は30年近くこのLiving Desert Museumで働いているのであった。そして子供を産ませようと何度かオスのTaranturaを運び込んだが、みなこのメスに食べられたとか。メスがオスを食べるという有名な話である。カマキリもそう?  最後に訪問した時は、さすがに寿命に達したのか、もう居なかった。クモ の仲間の寿命30年?それともタランチュラだけ長命?驚くほどの生命力である。


村田茂太郎 2019年11月10日

Rangerの説明を待つ人たち、私もそのひとり。










自然洞穴の入り口を目指して


これらの建物はNational Park管理人の住居???

Living Desert Museum


これが28歳のタランチュラTarantura

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