我が家の犬猫 Our homey pets 最近の様子 2019年2月 その4
昨日までは雨が降ったりやんだりで犬の散歩も難しい時があったが、今朝は素晴らしい天気。Hanaもそういうときは気分が良いのか、70分ほど歩くことになった。雨のおかげでナシの木が花盛り。以前住んでいた家の前庭にもナシの木があったおかげで、ここ南カリフォルニアでは1月末から2月にかけて花が咲くとわかっていたが、雨の降り方で、しょぼしょぼと咲いたりと、毎年同じというわけではない。今年はSan Fernando Valleyは適度の雨が降ってくれたので、大地も潤い、Plantもすべて勢いを得て見事な花を咲かせたり、たくましく繁ったりしている。もっとも、私はこの雨は大歓迎だが、Los Angelesの南の方ではTV Newsでは、がけ崩れで家が川に流れ落ちたり、ある家では住んでいるのに潰れたとか、人命がどうなったのかは明らかではないが、ともかく大変な被害をあちこちで生み出している雨なのだ。
犬の散歩でナシの木に花が咲き誇っているのを見るのは旧い友達に出会ったようでとてもうれしい。今朝の散歩は久しぶりに O'Melveny Parkの中まで入って、小さなCanyonに水が勢いよく流れているのを見ることができただけでなく、最近、散歩しなくなったナシの木通りを歩くことに決め、実際、もう盛りは過ぎたが、どの木も見事に咲いているのを確かめることができた。
早朝は快晴であったが、やがて白雲が空をおおい、見事な雲の変化を楽しむことができた。私は昔から雲の変化に興味を持っていて、快晴よりも白雲あるいは入道雲があらわれる空が大好きである。ヘルマン・ヘッセの青春の名作「ペーター・カーメンチント」にも雲好きな青年の描写があって、高校の教科書にも採用されていたので私は大いに楽しんだものであった。今も、必ず雲の写真を撮るほど雲が好きで、ある時、MallのSecurity・ガードマンから変なことをしていると疑われたほどである。雲を写真に撮る人間などにあまり出くわさないのであろう。
村田茂太郎 2019年2月16日
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