京都宇治川といえば、なんといっても平家物語―宇治川の先陣 佐々木高綱と梶原景季
が思い浮かび、同時に畠山重忠の子分の大串次郎のはなしが思い出される。この宇治の平等院のあるあたりは、頼朝の一群が義仲追討ということで争った琵琶湖に近い宇治川ではないが、まあ、これなら立派な川だと私は思った。水が清流で豊かに流れていた。小学4年の遠足で宇治まで来たことは覚えていたが、このようにきれいな川という印象はなかった。このあたりは宇治の平等院・世界遺産があって、やはり落ち着いたきれいなところで安心した。もちろん宇治といえば、平家のまえに源氏物語の宇治十帖があるわけで、紫式部の尼のような彫像が川沿いにつくられていた。
宇治の平等院鳳凰堂は有名で、確かに周りの自然と調和したきれいな建物であった。ローマなどの写真で見るいかめしい教会建築と違って、カネをかけたとはいえ、やはり日本的、自然と調和したすぐれた建築で、見る価値はあった。修学旅行の生徒がたくさん訪れていた。宇治川で水遊びをしている姿も見られた。
舟遊びもしたかったが、その余裕はなかった。宇治川の清流を見て、私としては満足であった。一級河川というサインがでていたので、なるほどと思った。
2006年5月の友人との旅であった。この時は一泊二日の旅で、比叡山・延暦寺から琵琶湖・大津に降りて三井寺、芭蕉の墓のある義仲寺、醍醐寺などをまわって最後に訪れたのが宇治であった。どこも良くて、やはり日本は自然と文化遺産に恵まれた素晴らしい国だと確認した。
2006年5月の友人との旅であった。この時は一泊二日の旅で、比叡山・延暦寺から琵琶湖・大津に降りて三井寺、芭蕉の墓のある義仲寺、醍醐寺などをまわって最後に訪れたのが宇治であった。どこも良くて、やはり日本は自然と文化遺産に恵まれた素晴らしい国だと確認した。
村田茂太郎 2018年2月25日
京都 宇治川 Japan |
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