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7/26/2020

ブログ表紙写真  2020年7月26日 Mammoth Lakes, California USA

ブログ表紙写真 2020年7月26日 Mammoth Lakes, California USA

 Mammoth Lakes Area は、あるとき、大地震が察生するという予知がなされ、その警告のためにビジネスがだめになったという話で、地震予知の難しさを示す例として有名になった。その間違った予報のあと実際に起きたのは1994年のLos Angeles大地震であった。

 しかし、そいう予報が現れても不思議でないほど、このMammoth Lakes Areaは火山活動の跡が顕著であり、今も近くには温泉がNaturalに湧いているところが沢山あり、Horseshoe Lake周辺はあるときは火山活動の影響か二酸化炭素ガスが周りに発生して、このLake周辺への立ち入りは禁止となっていたことがある。(2000年ごろ)。

 ともかく、山と湖、森林と渓谷、そして冬はスキーで有名なMammoth Lakesは何度訪れても素晴らしいところである。私たちはいつも2泊ほどMammoth Lakesに泊まって、周辺を探訪した。すぐ近くに、Devils Postpile National Monumentがあり、有名なRainbow Fallsという滝が間近から見ることができるTrailもある。そしてもちろん有名なMono Lakeが近くにあり、Yosemite National Parkへの東側の入り口 Tioga PassからNational Parkに入って、Tuolumne MeadowsやOlmsted Pointを訪れるのは私の大好きなコースとなった。

 名前の通りMammoth Lakes には湖はたくさんある。森林と山を背景に、気持ちの良い風景が展開している。私の好む風景である。山・川・湖・森林・岸壁、温泉・滝、など。夏のFishingと冬のスキーは特に有名。雪は5メートルほど積もるらしい。Sierra East は本当に素晴らしいところがいっぱいある。ルート395(Sierra Eastを山沿いに走る道)を主題にした案内書が出版されていたほどで、もちろん私はそれを頼りにドライブを実行したのであった。


村田茂太郎 2020年7月26日

Horseshoe Lake、Mammoth Lakes California USA


Mammoth Lakesの名前の由来を示すマンモス像
コレは彫像。しかし、実際にマンモスの化石が発掘されたらしい。





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7/19/2020

ブログ表紙写真 2020年7月19日 Lassen Volcanic National Park,  California USA

ブログ表紙写真 2020年7月19日 Lassen Volcanic National Park,  California USA

 はじめてLassen Volcanic National Park を訪れたのは、1972年の7月で、その時はWashington州までワイフのクルマであちこちのNational Parkを訪問しながら10日ほどの旅を楽しんだわけで、Lassen Volcanic National ParkのなかのLodgeに泊まることができた。

 2002年7月、30年目のSentimental Journeyということで、オレゴン州のCrater Lakeまで行くつもりであったが、それは実現しなかった。しかし、Lassen Volcanic National Park とその近くのMcArthur Burney Fallsは訪れることができた。すでにその時から18年も経った。

 Lassen Volcanicは、1980年5月18日にWashingtonのMount St. Helensが大爆発をするまではアラスカを除くアメリカ国内で20世紀に爆発した唯一の火山であり、(1914-1916年)、1916年にすぐにNational Parkに指定された。Mount St. HelensはNational Volcanic Monumentに指定された。

 2002年に訪れたときはLassen Volcanic National Parkの中にはLodgeはなくなっていて、私たちは国立公園の外に宿を探さねばならなかった。私の想像だが、Mount St. Helensの噴火以来、同じCascade 火山帯に属するLassen Volcanic National Park の中で旅行者を泊めることは、万一噴火した時に責任問題が発生すると思ったからであろう。なにしろ1914-1916年に噴火して、今も火山の跡をとどめている山なのだから。

 30年ぶりの印象は、他の有名なNational Parkとちがって、あまり訪問者も多くなく、きれいさっぱりとしていて、とても気持ちよく、私はアメリカのNational ParkのなかでのTop Tenに数えたほどである。もちろん、アメリカのNational Parkを全部見たわけではないが、30ほど訪問し、National Monumentも30ほど訪れたあとの感想である。

 まさに火山の活躍の跡を示して、硫黄分を含んだ色がすべてに濃厚であったという印象が残ったが、写真を見てもその通りだと思う。本当はLassen Peakに登りたかったが、ワイフと一緒では無理な話であった。犬も連れての訪問であった。


村田茂太郎   2020年7月19日

Lassen Volcanic National Park、 Lassen Peak

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7/12/2020

ブログ表紙写真 2020年7月12日 Kings Canyon National Park, California USA

ブログ表紙写真 2020年7月12日 Kings Canyon National Park, California USA


 ちょっと場違いの話だが、コロナ・ウイルス禍のなかで、すべてが停滞した感じ。何となく気力がなくなるような嫌なムードがただよっていると感じる昨今である。

 コロナ・ウイルスの件で7月9日のLA Times Essential Californiaの記事の中に恐ろしい話が紹介してあった。

 Riverside CountyのLake Elsinore(ここは去年か一昨年、California Poppyがきれいに咲き誇ったということで有名になったと思う)に住む51歳の男性が、自分がいかにIdiotであったかをFacebookにPostして亡くなったという。

 彼はBarbecueバーベキュー・Partyに参加した。誰もFace Maskをつけていなかった。次の日の朝、呼吸困難に陥り、その日のうちに死亡した。もちろん、すべての人がこうなるということではない。多分、彼はSmokerかなにかで肺が弱かったに違いない。それにしても感染して一日以内に死んでしまうとは恐ろしいことである。

 コロナ・ウイルスの恐ろしさはしばらくは自覚症状があらわれないため、自分で気づかないで人に感染させているケースが多いということで、この最大の対策は、当然、人の集まるところには出向かない、そして必ずマスクをつけ、Storeでは手袋もつけるということである。

 最近、皆さん、気が緩んだのか、歩行者、パークなどでもマスクをつけているひとは半分くらいになった。そして東京でもLos Angelesでも感染者は飛躍的に増大しているのである。
まだ特効薬が開発され、市販されたわけでもなく、有効なワクチンが開発され出回ったわけではないのに、自分で防御する態勢を維持することを忘れると恐ろしいことになる。これもこのLake Elsinoreの男性がFacebookで死ぬ間際にほかのみんなに警戒したように、Idiotな行動をしないよう気を付けることが、この困難な状況をのりきる最良の手段ということであろう。彼の死はこのコロナ・ウイルスの恐ろしさを確認させたという意味で、無駄死にではなかったといえるかもしれない。死ぬ前にFacebookに報告できたということも、皆に知らせることになり、世の中に貢献したということかもしれない。

 ということで、外の世界には胸を膨らませるようなものは期待できない昨今、昔の大自然に接した素晴らしい感動を思い出すのが私の今の楽しみのひとつである。ほかに地球の起源や宇宙の起源、生命の起源、進化などの勉強、芸術の哲学や意識に関する研究書を読むこと、いろいろなロマンス・ノベルを読むこと、Hana/Thumperの相手をすることが、今の私の楽しみである。盆栽クラブはこのコロナ・ウイルスのために、年末までCloseということで、気分転換に役立ったこの会合に参加できないのは残念である。来年もどうなるか未定。本当にコロナ・ウイルス禍であけくれる2020年ということになる。
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   Kings Canyon National Park は Sequoia National Parkの隣に位置しているので、必ず両方を訪れることになる。私はKings Canyon National Parkは渓流が流れているので、好きである。きれいな清流で、まさに渓谷の良さをあじわうことができる。私はエルパソに長い間棲んでいたので、近くを流れるRio Grandeを比較的よく知っているが、Rio GrandeもコロラドのSan Juan Mountains周辺は清流だが、New Mexico、 Texasでは清流とは言えない川である。

 その点、Kings Canyon National Park の渓流は川らしい水の色で親しみを感じたものであった。




村田茂太郎 2020年7月12日

Kings Canyon National Park























7/05/2020

ブログ表紙写真 2020年7月5日 Sequoia National Park California USA

ブログ表紙写真 2020年7月5日 Sequoia National Park California USA

 セコイア国立公園を最後に訪れたのはワイフのいとこを案内したときで、2011年の8月であった。犬二匹、猫一匹が家の中にいるとOver nightの旅行はむつかしい。犬一匹の時は一緒に連れて、Pet AllowedのMotelに泊まりながら一週間ほどの旅行を楽しんだが、犬猫が計3匹いる状況では日帰りの旅しかできない。いとこを、本当は私が良く実行したCalifornia大ループの旅につれていきたかったが、無理なことであった。それでセコイア日帰り訪問を考え、犬猫を家の中に閉じ込めて、まだ暗い中をドライブし始めた。早く帰ってやらねばという思いが強く、ゆっくりNational Parkを楽しめる余裕はなかった。Pet Doorがあるので、開けておけばそれで無理なく済んだはずだが、ワイフがPet Doorを閉めておくという主義(夜寝るときも)だったので、早朝5時頃に出発して、帰宅したのは夜10時近くで、トイレを我慢したHanaとThumperはよく頑張ったと思う。ワイフのせいとはいえ、申し訳なかったと思った。

 Sequoia・Kings Canyonへは、私はこの時より20年以上前に一人で実行したことがある。Overworkで身体に異常を感じ、これはいけないと思った私はひとりで、私を慕う犬のPepeをつれて、そのたびを実行した。この時はSequoia National Parkの中ののLodgeに泊まって、比較的余裕のある一人旅を楽しんだ。

 旅に出るともちろん心はウキウキする。森林と峡谷は私の大好きな景観である。

 久しぶりにSequoiaの大森林の中に入れて、やはり良かったと思った。雄大な森林を見ると気持ちも落ち着き、Mono Rockに登ると、自然の中にいるすばらしさを充分味わえた。

 有名なセコイアのなかでも特別に大きいGeneral Sherman Treeはさすがに立派で、私はCivil WarのHeroのひとり、General Shermanの伝記だけでなく、自伝も読んでいたので、悪い気はしなかった。もう一人のHero General Grantの自伝も伝記も私は読んでいて、どちらもすばらしいもので、このセコイアの巨木に南北戦争の英雄の名前を付けたところがかわいいと思ったものであった。

 カリフォルニアにはオレゴン州に接する北海岸にRedwood National Parkがあり、ここも私は1972年7月に訪れ、30年ぶりのSentimental Journeyで2002年の7月にまた訪れた。30年前に見た大男の像がまだ立っていた。Santa Cruzの近くにあるCalifornia最初のState ParkといわれるBig Basin Redwood State Parkも訪れる機会があった。Californiaには素晴らしい魅力にとんだ自然が一ぱいそろっていて、私はそのほとんどすべてをあじわう機会があったのを幸運に思っているが、もちろん、自分の意思があっての話である。

 森林は心を癒してくれるので私は好きだ。


村田茂太郎 2020年7月5日


Moro Rockへの登り道







General Sherman Tree