瞬く間に時がたち、もう4月も終わりました。
少し雨が降ったおかげで、Plantも大喜び。様々なPlantsがきれいな花を咲かせています。Lavender Hibiscus, Tabebuia, Palo Verde, Wisteria,その他、まさに南カリフォルニアらしい花盛り。GeraniumやRose, Vinca、Azaleaが咲いているのはもちろんのこと。
我が家のバラもきれいに咲き、どこも満開で犬の散歩が楽しくなります。幹までGreenになり、黄色い花を咲かせるArizona State Tree のPalo Verdeも最近、あちこちで見かけ、私は思わず写真を撮りたくなります。
4月には、HanaをGrooming ヘアーカットに連れて行ったり、Plantを見にCamarillo・MoorparkのあたりのNurseries までドライブして、丘が緑でおおわれているのをながめたりと、それなりに忙しく過ごしました。6月末の盆栽ショーまであと2か月足らずとなり、なんとなく気持ちの落ち着かない昨今ですが、我が家の犬猫のおかげで、私は楽しく暮らせています。久しぶりにBalboa Lakeをおとずれ、めずらしく桜がちらほら咲いているのを見つけうれしくなりました。
今、私はずっと Great Courses という Lecture Seriesを勉強していますが、「History of Eastern Europe」という講義を見ていると、最近の世界史（東ヨーロッパ）でも悲劇はあちこちで発生していたことがわかり、こうして三匹の犬猫とのんびりとくつろいだ生活をしている自分がとてつもない贅沢な世界に住んでいるのだと感じます。まあ日本もアメリカ合衆国もデモクラシーが浸透していて、比較的安定した政治世界に住めていることが本当にありがたいことだと心から思い、世界がはやく愛情や同情、赦しや奉仕の精神で誰もが安心して住める世の中になってほしいものだと切実に思います。ゲルマン民族の大移動は世界史で学びましたが、そのときだけでなく19世紀も20世紀も、そして21世紀も何十万・何百万という人間がまともに生きようと大移動を現実にしているのだということを学びました。それこそ自分の持ち物はわずかで、命を懸けて移動！たくさんの本に囲まれて、のんびりとくつろいでいる私には想像できないほどの恐ろしい現実が今も世界のあちこちで展開しているということで、何もできない自分をむなしく感じるばかりです。
３匹の犬猫に囲まれて楽しく生活できる私はなんと恵まれていることかと心から感謝しています。
村田茂太郎 ２０１８年５月６日
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