5月初めに、はじめてタチアオイHollyhockが咲き始めてから、もう4か月経ち、いまだにつぎつぎと花を付けています。犬の散歩の途中に見かけて種をもらって鉢に植えてから丸5年。まずセンターが3メートル近く、まっすぐに伸びて、下から順々に花をつけ、頂上まで花が咲き終わって、これで終わりかと思ったら、今度は下部の方であちこちに枝を伸ばし、また花をつけ始め、いまだに私は裏庭に出るのが楽しみで、毎回、写真に収めて楽しんでいます。この植物は一本で楽しむよりは垣根のようなところに何本か植えて背が高くなるのを楽しむのが本来の育ち方のようですが、来年はともかく、今年は初めて見事な花をつけ、充分、満足することができました。
最近は犬の散歩は以前と違ってショートになり、先日、獣医に最近の散歩も様子を説明したら、太りすぎだとのこと。20ポンド以下にしなければダメだといことで、ワイフは毎日体重をチェックしろと騒いでいます。
最近は犬の散歩は以前と違ってショートになり、先日、獣医に最近の散歩も様子を説明したら、太りすぎだとのこと。20ポンド以下にしなければダメだといことで、ワイフは毎日体重をチェックしろと騒いでいます。
猫のEureka の方は、逆に体重が減る一方でどうなっているのかと気にしていました。ドクターはフードにふりかける粉を毎日死ぬまでやれといい、ひと月分の入った箱を買って与えると意外に効果があって、よく食べ、体重も少し増えてきて、自分でも気分が良くなったのか顔つきまで穏やかそうになりました。毛が抜けていたのが、なんとなくまた生えてきたようで、効果はあきらかです。1日1ドル以上の粉薬。元気になれば安いものです。1か月分45ドルほど。
Hanaは歯のCleaningとかで朝7時mドアーが空く前に病院につれてゆき、麻酔をしてもらって歯のクリーニング。2時過ぎにPick upできました。まだ麻酔からさめないのか、どこかぼんやりした感じ。でも、これでしばらくはOK。 歯のCleaningは400ドル。なんでも金がかかって大変ですが、逆にすべては金で片付くので、ありがたいことです。
今はThumperだけが病院しらずの健康優良児。今年、雨の後、緑がきれいな自然の中を毎日のように散歩して歩いたのが夢のような話です。
Hanaの体重も減れば、また元気よく一緒に歩けるようになるだろうと期待しています。今丁度、暑い時期で、外はあまり歩かない方が安全なので、Hanaがすぐに家に帰ろうとするのは良いことかもしれません。
今月はひとつ悲しいことがありました。Thumperは元気な若者で夜、トイレに出たときに何かを追いかけて、今までに2回 Opossum を捕まえ、私がすぐに見つけて口から離すことに成功し、逃げる時間をつくったので、2回とも無事どこかへ逃げることができました。今回は昼の時間、ワイフが裏庭で雑草取りに集中している間に、ぎゃ という声をきいたら、Thumperが大きなリスをつかまえて、リスは無理に逃げようとしたため、後ろ脚の骨を折ったのか、木に登れず、びっこを引きながら地面で隠れようとしていました。私がいったんケージに入れ、これを獣医にもっていって手当てしてくれるだろうか、野生のリス、折れた骨が回復するのだろうかとか、これは1000ドル以上かかるかもしれない、しかし、歩けるようになれば裏庭に戻してやればよいとか考えていると、ワイフがAnimal Shelterにもっていこうといい、鶴の一声で、そうすることになりました。Animal ShelterはThumperをShelterから引き取った場所で、ワイフが野生のリスの話をして、自分の名前をつげると、もちろん、すべての犬をRegisterしていたので、Oh, Duchess, Hana, ThumperとShelterの人は名前を挙げ、私たちがShelterとは関係がある人物と分かったようで、リスはここに置いてゆけばよいということになり、ワイフは面倒から解放されたようで、ホッとしていました。私はそういうわけにゆかず、Shelterで傷ついた野生動物となれば、これはShelterの獣医が苦労して手当てして治すというよりは、簡単に処分されてしまうのではないかと思いましたが、どうにもなりません。南無阿弥陀仏 とお祈りするほかありませんでした。丁度、この日は犬のAdoption Dayで、外部から犬を見に来ている人が多く、犬なら、けがをしていてもAdoptしてもらえるだろうけれど、野生のリスではどうにもならないだろうと憂鬱になるばかりでした。
綺麗な大きなリス。我が家の裏庭にはリンゴの木やオレンジの木が実をいっぱいつけるので、こなことにならなければ楽園にいるようなものだったのに、ちょっと油断したばかりに悲しいことになりました。
前の家にいたときは、私はすずめやリスとも仲良くなり、3匹のリスにはそれぞれ個性を見極めて、太郎、次郎、花子 と名前まで付けて成長ぶりを楽しんでいました。そして花子が子供を産み、その子供と花子が裏庭で遊んでいるのも見かけたほどでした。もう昔の話ですが、みなそれぞれ個性があり、かわいいものだと思ったものでした。動物も、みなSoulをもっているのは私には明らかです。
村田茂太郎 2017年8月30日
Hollyhock タチアオイ |
百日紅サルスベリ |
Hana |
Thumper |
Eureka |
Hana |