今日、2月26日、いつものChief宅で2月の会合がありました。
雨だったので、メンバーの集まりも少ないのではと心配しましたが、なんと11名があつまり、新会員も参加して、にぎわいました。1-3月は鉢へ移し替える時期なので、私はオリーブの盆栽を持参し、大きな鉢に移し替えました。木の枝ぶりの裁定はマスターにやっていただき、私はシンプルな土をとる作業などをしていました。
11時までに作業は終え、何人かの人が持参したホーム メード お菓子やドーナッツ、ピタ・チップなどをいただきながら会議を進めました。
先日の、激しい雨の日のBankでの執行委員サイン届の話やグレンデールで必要とされる松の手入れの話、この6月にある盆栽ショーへのセールス用盆栽の準備について、そしてPotsを何人かで買に行こうという話など、いろいろ話題はうつろい、それぞれ意見を出し合って、くつろいだ楽しい時を過ごせました。
3月の会合は、第4日曜日の26日。3月12日の第2日曜日にはマスター宅に9時にあつまって、何台かのクルマでPotsを買いに行こうとということになりました。私は、Potsには関心はなく、去年、私の余ったPotsをメンバーに買ってもらって、その金を会に寄付したくらいなので、一緒に行こうと思っていませんでしたが、Potsの帰りにNuccio Nerseryに立ち寄ってAzaleaの鉢をいくつか購入したいと思い、それだけのためAltadenaまでAzaleaを買いにゆくのは面倒なので、これはいい機会かもと思い直して、私も参加することにしました。Nuccio NurseryはAltadenaの山のふもとにあり、広大なNurseryにはCamellia椿とAzaleaつつじ だけが展示、販売されており、家からここまで来るのは大変で、去年は病院へお見舞いに行った帰りに、ワイフに紹介しておこうと思って立ち寄りました。
さて今日、特に私がうれしく思ったのは、私が心霊現象の科学のブログ・プリントを差し上げた方が、ほぼ本にして2冊分くらいの量のプリントを全部読んで、また読み返しているということで、その広範な内容には感心したというような感想を洩らされたことで、私はこのブログに「心霊現象の科学」を発表してきた甲斐が有ったと心から嬉しく思い、全部読んでくださったことに対して私の方から感謝の意を表しました。
そして、補説的にAfterlifeやSoul、仏教や一神教(ユダヤ、キリスト、イスラム)の違い、仏教を絶対神がでてこないため、無神論だと考えている宗教学者がいることなどについて簡単にお伝えしました。宗教と政治は、まともな話し合いは無理で、余裕を持たないと話し合えないこと、愛と赦しと寛容が大事なことなどについて伝えましたが、盆栽クラブの作業中ではあまり込み入った話はできないので、それで話は終わり、お嬢さんに英語の素晴らしい本Louise Ireland Frey, MDのDeathに関する本を貸してあげました。
私にとってこの盆栽クラブは月一回、外部の人とコンタクトして、いろいろな話をうかがう唯一の機会であり、まさに精神衛生上大いに私の健康管理に役立っているのがわかり、今までは、もう適当に退去しようと思っていましたが、会計的にも役立っているのがわかり、もっと真剣にコミットしなければいけないと思うようになっています。今、再読している堀田善衛の「モンテーニュ 城館の人 三部作」を見ると、モンテーニュはフランス ボルドー市の市長を2度つとめたようですが、自分で市長になりたいと思ったわけでなく、彼がイタリア旅行中に市民が勝手に推薦して決め、フランスの国王がそれに同意し、やむなく市長を務めるようになったが、それも無料の奉仕という形で任期を二期つとめたということでした。モンテーニュの人物を見極めた市民の判断で、それは国王も信頼するほどであったということでした。私も無料奉仕Volunteer Spiritで、私にできることは、引き受けたほうが良いと悟りました。これからも、この会合は大切にしたいと思います。
村田茂太郎