Niagara FallsはLake Erieエリー湖の水がNiagara RiverをとおってLake Ontarioに向かうその途中の落差が産んだ世界的に巨大な滝で、三つの滝にわかれており、カナダ・サイドHorseshoe Fallsとアメリカ・サイドBridal Falls & American Falls となります。
落差は60メートル前後でそんなに高くはありませんが、幅はHorseshoeで793メートル、Americanで305メートルといわれており、まさに世界の滝を代表するひとつとなっています。
ほかに地球的には南米のイグアスの滝、アフリカのヴィクトリアVictoria、そしてベネズエラのAngel Fallsなどが有名です。もちろん、Yosemiteの滝も立派なものです。
カナダ・サイドは、Horseshoe Fallsの、より雄大な景観で有名ですが、アメリカ・サイドも面白いものです。ここに載せたのはBridal Falls * American Falls といわれるアメリカ・サイドの滝を、木のはしごを伝って下から水しぶきを浴びながら眺められるので有名です。Horseshoe Falls とBridal Falls, American Fallsとに分かつ役割をしているGoat Islandがアメリカ側にあるため、アメリカ側では、より変化に富んだ景観が楽しめます。アメリカ最古のState Parkで保護されています。Niagara Reservation State Park.
カナダのほうは展望塔その他、いろいろナイアガラ瀑布観光を楽しめる施設が整っていますが、通俗化しているのも事実です。しかし、もちろん、自然は雄大で美しく、誰でも感嘆するはずです。両方の滝を一望の下に見渡せるのは、なんといってもカナダ・サイドの長所です。そして、観光船に乗って、水しぶきを浴びながら目の前で滝を鑑賞できるのもカナダ・サイドならではの景観です。
わたしはカナダ・サイドを見てから、アメリカ・サイドをみて、その違いに気がつきました。アメリカではすでに何度も名前を挙げてきたFrederick Law Olmstedオームステッドが関係したため、俗化はまぬがれて、出来るだけ自然なままで景観を楽しめるように工夫されています。俗化していようと、いまいと、自然は雄大で素晴らしいので、一度は見る価値はあります。OlmstedがNiagara Reservation State Parkを設定するまでは、アメリカ側も俗化はひどかったといいますから、マネジメントの違いを学ぶことが出来ます。
OlmstedはNew York、マンハッタンのCentral Parkを設計したひとで、アメリカにLandscapeという学問を創設した人だといわれています。マンハッタンがすばらしいのはいうまでもなく立派なCentral Parkのおかげです。かれはVisionary未来を見通せるひと、読める人であったわけです。
彼はYosemite が National Parkになる前に、その価値の宣伝と保護にも貢献したことでも有名で、丁度、President Lincolnのころに、最初の保護法が通過したのも彼Olmstedの努力のおかげだといわれています。
村田茂太郎 2015年1月18日
Niagara Falls - 右 Bridal Falls、左 American Falls 、 Goat Island、 USA Base trail からのView |
Niagara Falls, American Falls & Rainbow Bridge from Goat Island USA |
Bridal Falls trailのBaseを上から見る, USA |
Bridal FallsへのBase Trail |
アメリカ、Bridal Falls Base Trail |
American Falls View From Bridal Base trail -Goat Island Look at Pointを見上げる |
ナイアガラ 観光船 Bridal Falls Base Trail |
右がBridal Falls 左がAmerican Falls、 Niagara Falls USA |
アメリカ・サイド Niagara Reservation State Park |
アメリカ・サイドから見たHorseshoe Falls, Niagara Falls USA |
Niagara River 滝に落ち込む前 |
Niagara Falls, Horseshoe Falls アメリカ・サイドからのView |
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