アリゾナ Big Lake周辺は広大な自然の中で大きな空間がひろがっていて、訪れるたびに心が洗われるように感じました。
El Pasoに住んでいた私がアリゾナのBig Lakeを訪れるRouteはふたつあり、はじめのころは主にNew MexicoのSilver City経由でArizonaのAlpineに達し、AlpineからEager, Springervilleに向かう道の途中で、BigLakeへのScenic Drive(ルート260)に入るというもので、もうひとつのルートは、El PasoからI-25を北上して、Socorroでルート60に入り、Magdalena, Datil経由、Springervilleに入り、さらにShow Low、Pinetop-Lakesideに至るというもので、同僚と旅をしたときは、Tent Campするわけにゆかず、主にPinetopのMotelで泊まりましたが、一人旅のときはBig Lake近くのWinnというCamp場を何度かつかいました。夜中にElkが何頭もテントのそばまでやってきて、驚いたこともありました。このSocorro経由のときは、Socorroの手前にあるBosque del Apache National Wildlife Refugeeを訪問して、鳥を観察し、さらに北にのぼったAntonioという小さな町にあるOwl Barというレストランで、有名なGreen Chili Bergerグリーン・チリ・バーガーを食べてからSocorroに向かいました。
Silver City経由のほうはVery Scenic Driveであり、Socorro経由のほうは有名なVery Large Arrayのある大草原をとおり、どちらをとっても、満足できるドライブとなりました。
2010年か2011年の夏ごろ、Arizona最大の山火事がBig Lake, White Mountains周辺で発生したということで、New Mexicoまで煙がとどいたというニュースに接して、どうなったのかと心配しました。本当にどうなったのか。Pinetop-Lakesideは快適なリゾート・タウンとして松林に囲まれたすばらしい住宅地域が発展していました。山火事がおきたらどうなるのかと当時心配していましたが、無事であったことを願っています。
Zane GreyのWestern「The Man of the Forest」がWhite Mountainsを中心にして展開され、このBig Lake周辺を愛した私には、自然描写もストーリの展開も納得のできるすばらしいもので、Zane Greyが大好きになったほどです。
Big Lake周辺はすでに海抜2600-2800メートル(Over 9000Feet)で、近くのWhite Mountainsの最高峰Baldy Peakは約3500メートル(11590Feet)の高さで、San Francisco Peaks(Flagstaff)についで高い山ですが、2800メートルのBig Lakeからみると、大阪から生駒山をみているように感じたものでした。
村田茂太郎 2014年5月18日
Arizona, Big Lake 海抜約2700メートル、White Mountains, Mount Baldyはアリゾナ第二の高峰、約3500メートル |
Big Lake周辺の道 |
必ず牛の放牧を見かけました。 |
Bog LakeとWhite Mountains、Mount Baldy |
Big Lake貸しボート、1時間も1日も同じ値段 一度、30分ほどボートに乗って、湖からのまわりの景観を味わおうとして 25ドルほど支払い、ずいぶん高いRentを体験しました。 一日中のんびり浮かんでいれば安いものですが、30分では? |
Big Lake周辺のドライブは快適、海抜2700メートル以上で、森林と草原と丘が続き、時々Lakesが。 |
舗装していない道路は環境保護が目的 |
Crescent Lake? Pinetopの街からBig Lakeに向かうときはLakeが4つか5つ散らばっています。 |
これは確か有名なMexican Hay Lakeのはずで、私は何度も訪れている間に 雨の加減で完全に干上がったのを目撃し、生物学教科書で学んだ遷移 を体験したように思いました。ここはアリゾナで最大のTrout鱒がつれたといわれており、 干上がった湖では魚は全部死んだに違いないと、かなしい思いをしました。 |
Big Lake、既に海抜2700-2800メートルなので、雲が近いのも当然かも。山も3500メートルとは信じられないほどです。 |
Big Lake |
海抜2800メートルの大高原・大平原 |
すでに高度2800メートルなので、針葉樹林帯が見事に展開しています。 |
当然、野生の鹿ELKがいっぱいいました。 |
Elk |
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