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7/24/2023

最近の感想 2023年7月24日 我が家の犬猫 & Others その1

 最近の感想 2023年7月24日 我が家の犬猫 & Others その1

今年、2023年は1月から辛いことが続いたが、7月19日、最もひどいことが起きた。

 19歳半になるHana(雌犬)が急に、寝ている間に死んでしまったのだ。これは私にとってはワイフが亡くなった以上の悲しい出来事で、日本の姉に電話で報告しているときに、思わず泣いてしまった。

 Hanaの思い出で、いやなことなど一つもない。19歳半で亡くなったが、私がBakersfield, California の Animal Shelter からPick upした時にはすでに2歳ほどであった。したがって、約17年半の付き合いである。

 私はワイフとは、結婚51年目を迎えたすぐそのあと、ワイフが亡くなったので、Hanaとは二人の結婚期間のちょうど3分の1、17年を一緒に過ごしたということになる。

 最近の犬の寿命はずいぶん短くなって、あの賢く,優しく, きれいな Golden Retriever は昔は17年生きるとか言われていたが、今はなんと9年ほどが寿命で、12年生きればGolden Retriever としては長生きしたほうになる。The Great Coursesの獣医の犬猫に関する講義でも、犬の寿命は10年、猫は15年といっていたほどである。

 なぜそうなのか。食べ物のせいらしい。これは獣医が言っていた話で、ドライフードのせいらしい。Dry Foodはすべての栄養がそろっていると広告や袋には書いてある。私のワイフはそれを信じて、私がいろいろおいしいものを犬に与えるのに対して、まじめに怒って、太って死んだら恨むぞと恐ろしいことを言ったほどで、私はワイフに見つからないように、そっと食べ物を与えていたほどである。Dry Foodは与えるのは簡単で、Shelterなどで犬をKeepしている場合は面倒なことはできないから、まあ仕方がないかもしれないが、自分の家の飼い犬になった場合、簡単だということで、Dry FoodとWaterだけですましていると、どうしても栄養的に足りないものがあるから(何しろFresh food, Fresh 野菜がないのだから)、当然、何か大事なものが欠けることになる。

 それは私の犬をみているだけで気が付く。ワイフの言う通りにDry Foodだけの生活であれば、HanaもThumperも10年で死んでいたであろう。Hana 19歳以上ときくと、犬を連れた人はみな感心する。Parkで出会う犬の中では最高齢であっただろう。

 うちの犬も猫もみな16年、17年以上生きてきたし、この前、2020年に亡くなった猫は20年以上生きた。日本から訪問した人がPepeという雑種犬を見て、毛のつやが見事で、感心したことがある。私の手作りのフードばかり食べていて、動物性、植物性すべての栄養バランスが足りているから当然である。PepeのときはChicken BreastをCostcoで買ってきて、セロリその他の野菜と一緒に炊いて与えたものであった。毛のつやがいいのも当然である。

 Dry Food だけというのはかわいそうな話である。

 私はDry Foodはご飯の代わりということで、もちろんDry Foodを与えるが、そのほかに、動物性としてはTurkey Ham, 焼き鳥チキン、Beef, Pulled Pork、White fish, など何種類かのMainのおかずを加え、されにカボチャの炊き込みやモヤシ炒め、ホウレンソウ炒めなどの野菜を加え、そのほか私が卵を焼いたら、それも加えるということで、誰が見ても豪華で栄養価満点である。もちろんドライフードと水だけで済ませるのに比べれば、面倒で時間もかかる。しかし、それが’世話をするということである。飼い犬は飼い主に頼っているのだから、ちゃんと飼い主の責任を果たさねばならない。そして手間をかけて世話をすれば、それだけの報いがあるということは、19歳以上生きたHanaが示してあまりある。

 Hanaとの生活は本当にすばらしいものであった。当然である。犬猫は無条件の愛、Unconditional Loveをもろに示してくれるのだ。

 私たちのHanaとの出会いは2006年2月18日から始まる。

 私がEl Paso, Texasの会社をCloseして、2006年1月にLos Angeles の家に帰ってきたとき、ワイフは、また犬を飼いたいといいだし、Internetで調べたらかわいい犬が見つかった、ただしロサンジェルスではなくて、Bakersfield, のAnimal Shelterに居るらしい。事前にワイフがShelterに電話したら、まだ居る、誰もPick upしていないということであった。

 それで私たちはLA-Bakersfield2時間ほどのドライブでShelterを訪れた。やせて貧弱な、しかしかわいい犬がCageに入っていた。ワイフはOKということで、連れて帰れると思ったら、ほかにこの犬が気に入ってほしいという人が3組ほどいるから、24日に抽選Raffleを行うからその日にまた来てくれとのことであった。その間に雌犬なので避妊の手術などをするらしい。

 ワイフは24日にBakersfieldまで、また2時間かけて行っても、Pick upできるとは限らないから、もうあきらめようと言い出した。私は NO!、当たるかどうかわからないが、ともかくチャンスはあるのだからと再度Bakersfield, 訪問の決意を固め、ワイフと2006年2月24日、Shelterに向かった。早朝、出発し、ShelterはまだOpenしていなかった。レストランで食事を簡単に済ませ、Shelterに戻ると、ほかのクルマが1台Shelterの前に止まっていた。もしかして抽選の競争相手かもと心配したが、彼らは猫をPick upに来たらしい。そして結局わかったのは、Hana(これはワイフがつけた名前で、ShelterではRachelであった)はほかに引き取り手が現れず、All yours! 私たちのもの ということになり、Shelterの女性はCongratulation!と言ってくれた。ほかの人もワイフ同様、抽選だと、どこか遠くから出てきてダメなら馬鹿らしいと思ったのであろう。あきらめてくれたわけだ。まさに私たちのHanaと縁があったということになる。

 したがって、Hanaを見つけたのはワイフのおかげ、HanaをPick upできたのは私のおかげ。つまり私たち夫婦の合作で、HanaをAdoptできることになったわけだ。そして2023年7月19日に亡くなるまでの約17年半、私たちを楽しませてくれ、私に生きる喜びを与えてくれたわけだ。本当に最近はまさに私のHope,Life-line、生きがいであった。