ブログ表紙写真 2021年5月2日 つつじ咲く葛城山 大阪・奈良 Japan

 ブログ表紙写真　2021年5月2日　つつじ咲く葛城山　大阪・奈良　Japan

　コロナ禍ですべての産業が打撃を受けただけでなく、すべての人がひどい目に遭った。Golden Weekだ、連休だと言っても安心して出かけるわけに行かない。日本もアメリカも同じである。

　日本でのコロナ死者は1万人ほどらしいが、アメリカは57万超、Californiaは6万、LA Countyだけで約23890（2021年4月30日）という数字である。Idiot,　気違いであったトランプは、自分は最高の治療を受けてOK,　コロナなどたいしたことないとほざいたが、まさに死者への侮辱であり、冒涜であった。アメリカのリーダーとして恥ずかしい限りであったが、勿論、民衆はトランプがいかにダメなおとこかは理解していて、見事にトランプを消し去った。もっとまじめなリーダーがまともに対応していれば、アメリカのコロナ患者・死者も世界最悪という恥ずかしい事態には至らなかったであろう。こういう政治の間違いはインドでもあきらかで、自分の国民に無料でワクチンを提供しないで、外国にワクチンを輸出して（商売優先！）、自国民がめちゃめちゃに死んでいっているというのはひどい話で、インドの政府にとっては恥ずかしい話であると思う。しかしそれを恥ずかしいと思わない連中も多いに違いない。

　5月になった。何年か前、何度か5月に日本を訪問して楽しんだ日々を思い出した。5月のＪａｐａｎは新緑が美しく、私は友人と伊豆箱根や上高地・軽井沢、乗鞍岳あるいは姉夫婦と葛城山や天橋立、丹波篠山　その他の旅を楽しんだことを懐かしく思い出す。日本はやはり雨が多いから、緑の木々が美しく、川の流れも清流で、見ていても気持ちよい思いをしたものであった。

　5月はつつじの葛城山が有名とかで、義兄夫婦は私をつれて行ってくれた。本当に花盛りで、見事なものであった。山は高度900メートル以上で、大阪・奈良の境界に位置し、Cable car 日本語で言うロープウエーの駅は奈良県の方にあった。金剛山のロープウエーは大阪？

　コロナ禍のもとで人の訪問も減って、自然はきっときれいに春を謳歌していることであろう。

　つつじAzaleaはPotで育てるのがむつかしく、盆栽の先生に訊ねるとPeat MossをつかってPotに植えるとか。それでもうまくいくとは限らない。Azaleaなどを専門に扱っているNurseryがSierra Madre　にあり、私は何度か訪れて、たくさん購入したが、半分は2年ほどでだめになった。学生のころ、京都大学教養部（吉田神社の前ー本部時計台のある校舎の向かい側）の構内にきれいなつつじが咲いていて、私はその紫がかった紅の色にほれぼれとしたものであったが、もちろん40年50年以上の昔の話で、2008年に訪問した時には面影も何もなかった。2006年に箱根のホテルに友人と泊まったとき、その庭園が見事なつつじ満開ですばらしいと感心した。つつじも盆栽に向いているようで、大阪・天王寺の植物園・温室にみごとな展示があったりしたが、2017年に訪れたときには政治が悪く、公園も昔の痕をとどめず、噴水もなく、めちゃめちゃになっていた。指導者が悪いとすべてが悪くなる。アメリカだけに限らない。しかしそんな指導者を市民が選ぶのだから、自業自得か？

　この葛城山のツツジは自然のままなのだろうか？ツツジに適した土壌があったということか。

村田茂太郎　2021年5月2日

金剛山は立派な山容を示して、登りたいと思ったが、実現したのは2017年の11月、By Cableで。