順序からすればこれが先で、Royal Gorgeの紹介が後であるべきだが、この二つの列車の違いを知っておくべきだと思って、Royal Gorge を先に紹介した。
Royal Gorgeのほうは、列車から一歩もおりずにU-Turnというよりも、今度は後ろの列車が前になって出発駅に戻るというスタイル。
Durango-Silvertonのほうは標高でDurangoから900メートルほど上がるためか(?)、行きは途中で30分ほどの休憩が(汽車が休憩)入って、とまっていて、約3時間で目的地Silvertonに到着した。そして2時間の散策時間があったから、結局、8時間前後かかる一日仕事であった。クルマでは1時間ほどでドライブできる距離であり、次の日、クルマでSan Juan Skywayを走って、やはりSilvertonで休憩して朝食をとった。
ともかく本物の汽車である! 狭軌鉄道ということで線路の幅は少し狭い。まさにLocalを走る必要でつくられた汽車であり、鉄道である。主にAnimas River沿いに走るが、最後はSilvertonの街中でストップ。2時間休憩中に列車はちゃんと前を向いていた。
はじめ私が一人で汽車に乗るつもりで予約した時はOpen Carの方の席をとったが、年長の友人がくるということで、急遽、普通の客車に変更した。私たちの席のすぐ近くに老人夫婦と孫らしい少女がひとり乗っていた。その子がとてもかわいくて、印象的であった。今も写真にうつっているあどけない顔を見ると、かわいかったなあと懐かしく思い、同時にあれから15年経ち、きれいな女学生になっているのだろうと懐かしく感じる。
私はこの4-5年、Romance Novelsの愛読者で、いろいろなテーマでHappy-ever-after Ending のストーリを安心して楽しんでいる。もう200冊近く読んだと思う。それがたいてい ワシントン州やオレゴン州、コロラド州、アイダホ州、California Northern Coast、 Chesapeake Bay area などの Small Town が舞台で、もちろん場所はFictionだが、Small Townらしいイメージが浮かぶようにできていて、大都会 Los Angeles に住んでいる私には垂涎の的である。みな快適で素晴らしそうなところだが、なにしろ寒そう。雪が沢山つもり、とても老人には無理。やはり私は南カリフォルニアからMoveできそうにない。余計に Romance Novels を楽しむことになる。コロラド汽車の旅は今では懐かしい思い出であり、実現できてよかったと思う。機会を作ってまた汽車に乗りたいが、いつ可能になるかわからない。実行しておいてよかったと思う。
私は往復を楽しんだ。帰りもまた景色は違った味がある。孫を連れた老夫婦たちは帰りは乗らなかった、つまりバスにしたのかどうか。Silvertonに泊まったのか?帰りの写真は省略。すでに紹介済みだと思う。
村田茂太郎 2021年3月14日
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