猫のEurekaがどんどん痩せてゆき、7月には別の獣医の意見をということで、ワイフが探した2カ所違う医者を訪ねる。その前まではほとんど一日おきに注射して、ワイフはちっともよくなっていないという意見。しかし、新しい医者の一人は体重を2ポンドも量り間違えるほど頼りない医者、そして別の医者はしっかりしている感じだが、私と同じ意見を言っただけ、つまり18歳を超えた老猫で、その割に心臓はしっかりしているとか。結局、医者はやめにして、食べたいものを食べさせていると、私の観察では毛並みがまだつややかだから、もう少し大丈夫、そしてやっと12月末を迎えることになった。今年いっぱいもたないのではと7月ごろ心配したが、いましばらくは頑張れそう。本当にかわいい。私のそばに来ると聞こえるほど大きな音でゴロゴロといってくれるので、それだけで私をHappyにしてくれる。
一方、12月26日、Hanaがまた2年ぶりに大脱走を実行。2年前は大雨のあらしの夜で大騒ぎとなり、私は絶望的な眠れぬ夜を過ごしたが、翌日、お昼ごろShelterからHanaという電話があって、無事引き取れた。Hanaを助けてくれたのが近くに居住のインド人たちとわかり、4月にはお礼をすませてやっとホッとしたものであった。
今回はお昼で晴天、そして私もHanaもワイフとのドライブに連れて行くつもりで用意していたから、Hanaがガレージから車に乗らずに外にでて、戻ってこず、捕まえようとしたら、なんと向かい側に向かって走り出し、ちょうど運悪く車がやってきて、もう少しで轢かれそうになった。何度目のことか。まあ、無事で向かい側を走っていくだけなので、私は追いかけた。そして何度も Stop Go をくりかえしてやっと捕まえた。ひもでつないで家に帰り、もうクルマで連れてゆく必要もないと判断。とんだ人騒がせであった。わかったことは、いつも老年であまり歩きたくない様子をしているが、まだまだ元気。平気で走ってゆく。私の方が追いかけるのが大変であった。ワイフは叱ってやったかと訊くが、Hanaの脱走は生まれて身に着いた本能的なもの。私自身が甘かったと反省するだけ。本当にHanaには要注意。Thumperは家ほど安全なところはないとわかっているから、どこかで離れても自分でちゃんと帰ってくる。HanaがBakersfieldのShelterに入っていたのも、どこかから飛び出して帰れず、Animal Shelterに保護されたのであろう。まあ、よかった。
昨日30日、どういう思い付きか、ワイフがLeash Free Dog Parkに連れてゆこうという。丁度、日曜日で夕方の4時ごろ。VictoryとWhite Oaksに位置するこのパークはDogをUnleashできるFenceつきの公園が3カ所あり、どれも犬と人でにぎわっていた。Parkingがむつかしかったのか、車を芝生の上に何台もパークしていたのには驚いた。しかし、自分の犬を放し飼いのできるパークに連れて行ってやろうと思う人が沢山いるということで、これはひとつの平和な光景であった。
Hanaは昔は、走っている犬を追いかけるのが好きであったが、今はほかの犬を見ても全然興味を示さない。Thumperはこわがって、Hanaまたは私から離れようとしない。一緒に少し歩いて20分ほど過ごし、帰ることにする。まあ、久しぶりでよかったのか緊張したのか、Hanaは疲れてぐっすり眠ったとか。
2018年も犬猫のおかげで私はなんとか無事しのぐことができた。犬猫がいなければ、私の生活はどうなっていたことか。まさに犬猫のUnconditional Loveのおかげで私は今年もたくましく生きることができたということ。来年も、我が家の犬猫、みんな頑張ってくれるよう心から祈っている。
村田茂太郎 2018年12月31日
ワイフがドアーを開けっぱなしにしていてEurekaが外に出た。以前はつかまえるのが大変であったが、今回はすぐに自分で帰ってきた。 |
Hana |
Eureka |
Torranceの日本マーケットでHanaに似た、少し小型の犬をワイフが見つけ、犬の飼い主の女性とワイフは話を交わしていた。日本食料を買い出しにArizonaからやってきたという。日本人であるとわかった。これはシーツ―だという。彼女はHanaと同じ名前の犬を持っていた由。 |
HanaとThumper |
Leash free Dog ParkーVictory Blvd に面し、White Oaksの近く。Los Angeles River 沿いにある。 |
Eurekaの顔がやせて鋭くなった。 |
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