アメリカの自然はやはり日本とは違うと感じます。New Mexico Taosに展開するTaos Pueblo周辺の世界遺産住居とその回りの自然。
雪をいただいたWheeler Peakへは8月にひとりで登頂したので、感慨もひとしおです。
7時から登り始めて、下山したのは4時ごろ。そしてエルパソまで8時間のドライブで、アパートに着いたのは真夜中でした。
昔、本多勝一とかという京大探検部出身のジャーナリストが「アメリカ合州国」(合衆国ではない)という本を書いたので有名で、その中で、Indian Reservationはみな不毛の荒涼とした土地が与えられたと書いていたのを読んだ記憶がありますが、このTaosのIndian Reservationを見て、ここは不毛の土地ではなく、比較的恵まれた、すばらしいところだと感じたことがあります。金や銀などの鉱山が発見されるとIndianを追い出すというような形で、侵入した白人は、ずいぶんIndianをいじめたのは事実ですが、ここは1500年代から続いているというから、こういう恵まれたIndianもいたのだとわかります。
Taos周辺にはRio GrandeがつくったGorgeがあり、Rio GrandeをRaftingするひともいて、自然も美しく、すばらしいところです。D.H.Lawrenceも1920年代に一時すんでいて、ここの日没の夕焼けは世界最高だといったとか。芸術家が沢山住んでいるようです。
村田茂太郎 2015年5月10日
ユネスコ世界文化遺産 Taos Pueblo、 New Mexico USA Wheeler Peak 4012メートルがそびえるロッキー山脈のふもとにひろがるIndian居住地 遺跡ではなく現在もひきつづき生活しつづける家並み |
小川とはいえ清流でなかなか快適に生活できそうな空間 |
写真を撮るのもビデオをとるのも有料。しかし価値はある。 |
Taos Puebloと雪をいただいたWheeler Peak, New Mexico最高峰4012メートル Taos Puebloは海抜1800-2000メートルほどのところ |
15-16世紀にはじまったスペイン人たちによるカトリック布教のあとがわかる。 |
観光客が沢山。重要な収入源。 |
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