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1/30/2014

「心霊現象の科学」をめぐってーその75「Many Lives, Many Masters」Brian L. Weiss, M.D.を読む


「心霊現象の科学」をめぐってーその75「Many Lives, Many MastersBrian L. Weiss, M.D.を読む

 この本は世界的に有名になったようである。著者はColumbia UniversityYale Universityで医学、特にPsychiatry精神分析を勉強した医者である。この本を出版するまでは、その専門の関係論文をたくさん発表していたらしい。MiamiにあるMount Sinai Medical CenterPsychiatryChairman Emeritus(名誉会長)をもつとめていた。

 それが、丁度、Carol Bowmanが自分の子供が過去のライフの記憶に関係する異常な反応を示した際に、それを真剣に受け止め、それが彼女のその後のライフを決定するものになっていったように、このDr. Weissもある女性の相談でHypnosisを実施しているときに、いつのまにか、彼女は過去の別人としてのライフを語りだし、それをまじめに受けとめたWeissは、彼女のPast life regressionを探求する中で、Reincarnation転生その他に深く関心をもつようになったわけである。彼も、このCatherineという女性との出会いが、彼の運命を変えてしまうことになるとは思っていなかった。しかし、このCatherineを契機として、Dr. WeissPast lifeReincarnation を深く研究し, そして、Mastersその他に関する大家に成長していくのであった。

 第一回のCatherineとの出会いで、彼女がまるで触媒のように彼自身に作用して、彼のこれまでの人生・信念を転倒してしまうことになるとは想像もできないことであったとは彼自身、第一章の終わりで述べていることである。

 このPast life regression自体、もう1980年代では別に珍しいものではなくなっていたはずである。すでに私があちこちで名前を挙げた医者やサイキック、精神科医も、このPast life memoriesについて発表していた。

 Dr. Weissのほかの人とちがったところは、彼が立派な病院の科学的な素養を身につけた医者であるということだけでなく、このCatherineとのHypnosisで出現したMasterに関する別の次元の瞥見であった。

 しかし、これもサイキックEdgar Caseyなどとあまり違わないとも思えるが、彼(Dr. Weiss)の場合はCaseyと違って、自分でHypnosisを相手に施しながら、その反応を確認できたわけで、より科学的に冷静に判断できる立場にあったということになるかもしれない。

 ただし、このCatherineHypnosisも、会って、すぐに始まったわけではない。18ヶ月ほど、ふつうの心理療法のように、毎週1-2回会って、彼女のもった夢や感情、考えなどについてふたりで語り合い、ほとんどなんでも了解したような状態になっていながら、肝心の病状というか症状はまったく改善されていなかった。

 1982年に医者である彼女の恋人がシカゴでの学会に参加するときに、自分も希望して参加し、そして彼に一緒に美術館(エジプト展)を訪れるようにうながした。彼女は子供のころからエジプトの美術品や骨董品に興味があったのだ。エジプト美術品展示の場面で、彼女は、エジプト学者でもなんでもなく、特に強く勉強したわけでもなかったが、自分が親しんだ場所にいるように感じ、ある場所ではガイドが説明したのに対して、彼女は自分がガイドの誤りを訂正している状態であるのをみつけた。

 それで、Hypnosisに対してはおそろしいように思っていた彼女だが、自分でもこのエジプトでの反応におどろいており、今度はHypnosisを受ける決意をした。その時には、したがって、最初の心理療法の患者としてのCatherineとの出会いから、2年近くたっていたわけである。

 Age RegressionCatherineは6歳のときの歯医者でのTrauma的な体験を語り、5歳のときにプールのDiving Boardから落とされて水を飲み、恐い思いをしたのを語ったが、そのときはまさにリアルに大人の彼女自身、息が詰まったような症状を見せたので、ドクターは、もうそれは終わったといって安心させねばならなかった。3歳のときにさかのぼったとき、彼女は最悪の事態が起きたことを知った。父親がMolestしたのであった。すでに、その恐い経験から25年経っているわけであるが、その体験を語るときは3歳の女の子の泣く様子で泣き始めたのであった。

 彼女のいくつかの症候の原初形態らしいものは、この幼児期の抑圧された記憶の中にあるのはわかったが、なぜ彼女がエジプトの美術品を見て、ガイドの誤りを訂正するほど、深く知っていたのかわからない。そこで、さらに2歳までさかのぼったが、目だったことはなかった。思い切って、ドクターは、あなたの症状が発生した時限まで戻りなさいと指示した。

 そうすると彼女は面前の不思議なシーンを述べ始めたので、よくわからないドクターは何時ごろの話で、あなたの名前は何なのかといった質問をしたところ、名前はAlonda、時代は紀元前1863年という返事が返ってきた。18歳で、不毛のドライな暑い地帯にいる。さらに、もう少し時代をすすめると、彼女は25歳で、Cleastraという名前の女の子がいる。(そして、突然、Catherineはこの自分Alondaの娘は、Rachelだと叫んだ。Rachelは今の彼女の姪にあたり、彼女とは特別に親しい関係なのであった。)

 これはドクターにとっては驚くべき発見であった。その語る調子、イメージ、感情、すべてが空想とは思えない、確固とした、まさにVividなリアルな記憶を語っているのであった。そこで、その女性が死んだころに時間をすすめるように指示した。そうすると洪水が村を襲って、木もなにもかもが流され、自分の娘もながされ、自分も溺れ死んだのであった。そして息苦しい状態を過ごした後、彼女はCloudsを見、娘を見、兄弟も見たのであった。この彼女のひとつのLife Timeは終わったのであった。Past Life? Reincarnation? ドクターにとっては、その筋の専門医として、Catherineの語ったことが単なる空想などではないことはあきらかであった。いわゆる精神病の症状に属さないのも専門家として明らかなことであった。 Go on. つづけなさい。何かほかに思い出せるものがありますか?

 私の名前はLouisa。スペイン人。時代は1756年。汚染された水でたくさんの人が死んでいる。自分も具合が悪かったが、死ななかった。あとで、彼女は、このときには自分はProstituteであったが、自分でもとまどって、ドクターにはっきり言えなかったと語った。

 それで、彼女の姪であるRachelがエジプトの昔に、彼女の娘であったという話から、ドクターは興味をおさえることができず、あなたの過去のLifeのなかで、自分Dr. Weissが出てくることはあるかと訊ねた。そうすると彼女はすぐに You are my teacher といい、時代は1568B.C.、名前はDiogenesSymbolsTriangleについて教えていた。You are very wise.賢者であったが、自分はちっともわからなかった。Diogenesという名前は当時珍しい名前ではなかったようだ。

 こうして、Hypnosis第一回は終了した。このあと、まだまだ驚くような情報がHypnosisを通じて現れてくるのであった。

 そうして、CatherineHypnosis, Past-life Regression の中から、Master(とCahterine そしてDr. Weissが呼ぶ)一種のあの世の賢者ともいえる人物があらわれてきて、彼にいろいろ説明するのを驚嘆してきくことになった。それはCatherine本人の過去のLifeそのものとは関係の無い、まさにあの世の世界に関する話であった。

 これは、HypnosisTrance状態に入ったCatherineがどこかの情報源に接して語りだしたということかもしれない。まったくCatherineとは異なる人物があらわれたようであった。

 「われわれの仕事は、学ぶこと、知識を通してGodのような存在になるために学ぶことである。われわれは本当にわずかしか知らない。あなたは私の先生としてここにいる。わたしには学ばねばならないことがたくさんある。知識によって我々はGodに近づく。それから少し休む。そして戻ってくる、ほかの人を教え導くために。」

 Dr. WeissはこういうメッセージがCatherineの口から出てきたのをきいて、驚嘆してしまった。Hypnosisのさなかで、ある人生を終えて死んだばかりで、光の下にいて休んでいる。After Death, In-between-lifeの状態である。そして。急に、先ほど述べたようなことを語りだしたのである。CatherineNear Death Experience(臨死体験)で有名なDr. Elizabeth Kubler-Ross も Dr. Raymond Moodyも Tibetan Book of the Dead も読んだことがない。それなのに、これらの書物で書かれたと同じような内容の話を展開し始めたのである。これは、あきらかに何かの証明であった。

 次のSessionでさらに驚くべき内容が展開された。同じように、話しているのはCatherineなのだが、語る調子がまったく別人の様子で話し始めた。

「彼らは、多くのGodsがいると告げている。というのは、各人の中にGodがいるからだ。」

「あなたのお父さんがここにいる。あなたの息子も。・・・お父さんは言っている、医学はある程度までは進歩するが、そのScope範囲は本当に限られている、と。」

 Catherineは、私Dr. Weissに関する私的な情報など何も知らないはずであった。私は自分のDr。のDiplomaOfficeに掲示していないし、自分にとって最大の悲劇であった、生まれたばかりの息子が一ヶ月もたたないで亡くなったことを誰にも言ったことはなかったし、Catherineに、私個人のことについて話したことは無かった。

 このCatherineの話の中で、誰も知らないはずの彼の父親のHebrew Nameが語られ、One-in ten millionのまれな心臓病で亡くなった息子のことが語られ、娘の名前の由来についてまで明らかにされた。これは偶然ではありえない。好奇心が沸き立つばかりで、ドクターはTrance状態のCatherineに、誰がそこにいるのか、誰がこういう情報をあなたに語っているのかと問いただしたところ、「MastersMaster Spiritが私に告げている。彼らは私に、このPhysical world地上で、私は86回違った人生を生きてきたと語っている。」。

 Dr. Weissは自分の人生はもう二度と今まで過ごしてきたような同じような人生ではないだろうと強く感じた。そして、Dr. Weissは浩瀚なReincarnationをめぐる、そしてPsychic Scienceをめぐる領域の探求に入っていったのであった。そして、Carol Bowman同様、手に入る、ほとんどの文献を読みこなして理解を深めていったのであった。

  そして、CatherineはこのHypnosisによる過去の人生の再生によって、それまでそのような心理療法でも克服されなかった症状がすべて自然と癒されていったのであった。これは、Carol Bowmanの子供の過去の記憶の再生が治療に抜群の効果をもたらすという話と合致するわけである。

 その後、彼は、この書でベストセラーになって、世界的にも有名になり、さらに探求を進めて、このPast life Regressionによる治療的効果を確信し、さまざまな本を書き、セミナーを開き、いわば、予定されていた魂の教師としての役割を果たしていくのである。

 この本もほんとうに面白く、わたしは10月のある日に読み始めて、翌日、読了したのであった。その後、彼のほかの本も何冊か手に入れ、いくつかはすぐに読み終わった。

 このCatherineと名乗る女性との運命の出会い、そして、それをまともに受けとめたことからすべてが始まったのであった。 今や彼の名前は医学界だけでなく、ひろく一般に親しまれるようになっている。

 ひとつのBasicな文献といえる。ISBN: 978-0-671-65786-4 Simon & Schuster。1988.

 版権許可なども得ていないので散発的な紹介で終わった。原著を読んでみようという好奇心を喚起することができれば幸いである。

村田茂太郎 2014年1月30

我が家の犬猫 花の咲く散歩道 2014年1月 その5

我が家の犬猫 花の咲く散歩道 2014年1月 その5

 昨日、1月29日の散歩の続きです。白い犬に挨拶し、HanaとThumperは興奮してうれしそうでした。一匹はおとなしく、あとの小さいほうがHanaとほえ合います。今まではThumperは怖がって避けていたのに、最近はHanaにまじって、吠えあったりするようになりました。2年前に比べれば、立派に成長したもので、わたしはやっと自信が出てきたのだと解釈して、喜んでいます。Trauma Dogには自信をつけさせることが大事です。

 このあと、Tabebuiaもどき(?)とLavender Hibiscusを見て、帰途につきます。このコースはHanaのゆったりした歩き方で、40分から50分、丁度、いい散歩になります。




村田茂太郎 2014年1月30日


この家の白い2匹の犬と会うのがHanaには楽しみで、時々家の中に入っていないときがあると、がっかりした様子をします。はじめてThumperも参加しています。


大きな白い犬で私とは仲良く、頭をペットさせてくれます。


途端ペット型の花をつけるTabebuiaもどき(私の仮の呼び名)









Lavender Hibiscus、ここの花がこの界隈では一番見事です。

Lavender Hibiscus







ハイビスカス、いろいろの 色があります

これもハイビスカス

これはBottle Brush Treeの一種だと思います。
普通はもう少し大きな花をつけ、ほとんど赤色でHummingbirdが大好きです。
Bottle Brushにも大小があるようにも、木にも大小があるのかも。

これはブーゲンビリアで、この辺でみかける二種類のひとつ
葉と花が密生して繁るところに特徴があります

わがやのつつじ

1/29/2014

我が家の犬猫 Hanaの成熟-年代記  その(3) 2014年2月 8年目記念

我が家の犬猫 Hanaの成熟-年代記  その(3) 2014年2月 8年目記念

 Hanaの成長のあとをたどる写真集。その3.

3年ほど経ち、Shelterから引き取ったばかりのころとくらべると、見違えるようになりました。
今は27ポンド前後で、すこしDietしなければなりませんが、このころは22ポンドで最高のConditionといえます。きたときから、10ポンドほど肥えました。
頑丈になって、もう壊れそうな感じではありません
自信たっぷりです。


村田茂太郎













我が家の犬猫 花の咲く散歩道 2014年1月 その4

我が家の犬猫 花の咲く散歩道 2014年1月 その4

 さすがは南カリフォルニア、冬というのに花盛りです。
最近、木蓮をもう一箇所でみつけました。つぼみの状態ですが、多分、木蓮でしょう。
このまえは、ピンクのTabebuiaもどき(?)が咲き誇っているのをみつけましたが、それから推測して、Tabebuia(Trumpet Tree)も咲いているはずと注意してみると、やはり咲き始めていました。あと一週間たてば、最高にきれいになるでしょう。毎日の散歩が楽しみです。
このTabebuiaは毎日通る散歩のコースのすぐ横にあるので、毎日見れるのが楽しみです。

極楽鳥花ゴクラクチョウ花は今はどこでも見かけます。

 私は”つつじ”Azaleaが好きで、家のつつじは、ひとつだけ見事に咲いています。きょねん5Potほど買ったのに、扱いを間違って、全部駄目にしてしまいました。残念。
先日の盆栽クラブのあつまりでも、”つつじ”はむつかしいねと話し合いました。

 大阪と奈良の境目にアル葛城山は頂上付近がつつじの群落で有名で、2008年の5月に姉夫婦をおとずれたとき、義兄がこの葛城山のつつじを見につれていってくれました。花の色は少し赤っぽくて、私の好きな色とはちょっと違いましたが、見事なもので、それをみに来ている人もいっぱいいました。奈良のほうから、ロープウエイでのぼって、そこから歩き出すという楽なもので、本当はしたから歩くのがベストでしょう。金剛山の立派な山容がまともに見えて、いつかしたから登りたいと思いましたが、アメリカに居たのではむつかしいものです。

明日、この続きの写真を添付します。

村田茂太郎 2014年1月28、29日


ごくらくちょう花とつつじ



ここにも木蓮がありました。この界隈で2軒。

もくれん


つつじ


これは葵で、繁ってきました。咲くのが楽しみです。

これは、Rockなんとかというきれいな花


このFenceのうしろに大きなシェパードが居て、Thumperにものすごく吼えたので
Hanaはどうかと思ったら、Hanaは大きさは関係なく大胆で、近寄っていったら
相手の大きなシェパードも、なんとおしっぽを振って喜んでいるではありませんか。Hanaもよろこんで
おしっぽをふりということで、無事騒がないですみました。犬でも相性はあるようです。当然ですが。


待望のTabebuiaが咲き始めました。


Tabebuia



Tabebuia, Trumpet Tree やはりピンクよりも立派できれいです。


Tabebuia,まだ咲き始め、しばらくすれば、見事に咲き誇るでしょう。楽しみです。


ここのバラはきれいな、大き目の花を咲かせます。

Lavender Hibiscusとブーゲンビリア

Lavenda- Hibiscus

Lavender Hibiscus と Bougainvillea


朝鮮あさがお と ピンクの木 Tabebuiaもどき(私の勝手な呼び名)