ロサンジェルスに来て初めの頃、West Los Angelesのアパートに住んでいました。アパートからはUCLA Westwoodも近く、目の前のSanta Monica Blvdからは、バスでBeverly Hillsにも、Wilshire Districtにも、そしてSanta Monica Beachにも行けました。
私は一度、アパートから歩いてサンタモニカ海岸に向かい、丁度、1時間でPacific Palisadeに着きました。すでにRoss Macdonaldのハードボイルド探偵小説の愛好者であったので、Santa Monicaの叙述から始まる 「The Way Some People Die」(人の死に行く道)(批評家によっては、全作品の中で、この作品がベストだというひともいると著者の意見が書かれていました。)を思い出しながら、歩いたものでした。わたしは、ロス・マクドナルドの作品は全作品が傑作だと思っていますが、そのなかでも、Zebra Striped Hearth などが好きです。この彼の小説の主人公リュー・アーチャー私立探偵がWest Los Angelesに棲んでいることになっっていたので、The Underground Man などは West LAの描写から始まり、より主人公を身近に感じたものでした。
WLAのアパートに住んでいたころは、土曜日にはひとりでSanta Monica Beachに向かい、チェスのテーブルに行って、だれかれとなく、相手に選んでチェスを楽しんだものでした。Would you play? と訊ねて、相手を見つけたものでした。テーブルにBoardがあるので、Piecesだけもってゆけば、自由に遊べました。まわりで見ている人もいました。
アパートからSan Fernando Valleyの家に移ってからは、サンタモニカ・ビーチ訪問も間遠になりましたが、女房がUCLA大学病院を利用するようになり、専門によってはSanta MonicaにあるUCLA病院へ行く必要があり、クルマから女房をおろしてから、Hanaをつれて一緒にSanta Monicaに向かい、2ndや4thにあるParkingビルにクルマを留めて、海岸に向かったり、Pacific Palisadeの公園を歩いたり、橋を渡って、浜に出たり、Pierに向かったり、いろいろして、適当な時間と思う頃に女房を迎えに行きました。おかげで早朝のビーチや水曜日のFarmers Market、そして3rd StreetのMallなどを楽しむこともできました。
Santa Monicaは2時間はFreeのParking ビルがあちこちにあって、比較的利用しやすいので、わりと観光客の利用者が多く、3rdのモールなどは人がいっぱい歩いていました。LA Down Townのリトル東京など、Parkingが大変で、路上のメーター・パークでは高くつく上に、2時間が限度なので、Downtownまで出向くのもおっくうになりますが、その点、サンタモニカはうまく観光客を集める工夫を凝らしていると思いました。
サンタモニカの海はカリフォルニア海流で、寒流であって、わたしには冷たいように思いますが、1月2月でも海に浸かっている人たちがいて、さすが南カリフォルニアだと思ったものでした。
有名な、Big Bearなどの山でスキーをして、2時間後には海で泳げるという表現はまさにそのとおりで、それが可能なところが南カリフォルニアであり、LA周辺の海岸線だと思います。
私の書いた本の裏表紙の写真に、この最初のPierの見える写真を、出版社と相談して使うことにし、うまくできたと思いました。
村田茂太郎 2013年7月14日
Santa Monica Pier from Beach, 朝 |
Pacific Palisade、Santa Monica |
Santa Monica Mall on 3rd Street |
Pacific Coast Highway at Santa Monica |
Pacific Palisade Park, Santa Monica |
Pacific Coast Highway from bridge, Santa Monica |
View of Santa Monica Beach |
Pacific Palisade Park |
View of Santa Monica Beach from Pacific Palisade Park |
Santa Monica Beach, Morning |
Mall |
No comments:
Post a Comment