私にとって初めての北海道旅行が2008年に友人のおかげで実現しました。それも冬の北海道!
この旅行はすべてうまくゆき、私たちはラッキーであったとつくづく思いました。
一日前でもダメ、一日後でもダメであったということがあとでわかりましたが、私たちは幸運にも素晴らしい冬の北海道旅行を無事予定通り達成できました。
ちょうど雪嵐が北海道をおそったらしく、Airportでは、なんと、私たちの乗った飛行機の車輪が氷で滑って溝にはまって自力でぬけだせなくなり、はじめて飛行機を牽引車が前から引っ張るのを機内にすえられたモニターの画面上で確認できました。
そして札幌には、ものすごい量の雪が積もっているのを翌朝見て、うれしくなりました。
私は大阪生まれの大阪育ち。時たま雪が積もっても、それは何年振りかの出来事で、毎年、積もったわけではありません。札幌の雪は本当にものすごい量で、翌朝のツアーバスのなかから、町を流れる川全体が雪下ろしのいわば雪捨て場のようになっているのを見て、感心しました。この雪の除雪作業で、毎年、何億円のお金が必要という説明をガイドの女性からきいて、まあ、いくら金がかかっても、それは市民の安全のためには必要ということで、Main Street関係はみな安心してドライブできるようにしておかねばビジネスがマヒしてしまうに違いないと思いました。
さすが北海道、そして冬季札幌オリンピック(1972年ごろ)が開催されたはずだと納得できました。
雪景色は風景としてはきれいで、私は大好きですが、札幌市の住民としては、やはり生活面からみれば大変だろうなあと、傍観者的な感想をもちました。
冬の旅行は余裕をもって計画をたてねば、天候次第でどうなるかわからないということも学びました。
私は長い間アメリカ、それも大都会のLos Angelesに住み、仕事の関係で12年近く、テキサス州エルパソ市に住んだため、北海道に展開する風景の広大さも、べつに驚くほど真新しいものではなく、なんとなく親しんだアメリカの自然を見るように感じました。(Californiaのなかに、日本全土がちょうど入ってしまう大きさ、Texasのほうは日本の1.5倍以上の大きさ!)。その広いアメリカのなかのSouthwestの地域を毎年3万マイル以上、約5万キロ、Scenic Drivingを行っていたので、日本にもアメリカのような広大な空間が展開する自然もあるのだとうれしく思いました。
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