ブログ表紙写真 その416回目 日本の風景 その8 京都、その4 天の橋立 Japan
天の橋立 といえば百人一首の有名な歌 大江山生野の道のとほければ まだふみも見ず天の橋立 (和泉式部の娘 小式部内侍作)がすぐ思い出され、日本三景(松島、宮島、天橋立)の一つとしても有名であったが、わたしが訪問したのは2008年が初めてで最後。義兄のクルマで連れて行ってもらって、はじめて大江山も酒呑童子(サイン)も通過して日本海が見える地域に来た。
まあ、日本は都会を離れればすべて雨が多いおかげで森林が美しく、歌の時代から1000年も経っているのに、自然があらされずに残っていて、保存という観点からも立派なものだと思った。
裏日本、天橋立周辺には国分寺跡や安寿と厨子王の彫像(これは丁度、伊豆の天城越で河津川の清流の流れに沿って川端康成の短編小説ー伊豆の踊子 若い男女の彫像がいくつか立っていた)と同じ現象で、Fiction(森鴎外作ー山椒大夫)をまるで歴史上の出来事のように記念化して観光・勧誘に利用しようというたくましい商売根性の表れであるが、まあ、ここがあの作品の舞台になったところかというイメージ復元に役立つのは確か。
義兄運転・案内のクルマがあるから丹波の篠山を超えて大江山、天橋立、そして舟屋で有名な伊根、そして志賀直哉で有名な城崎、桂小五郎潜伏の後で有名な旅館、天然記念物の玄武洞などを2泊3日で訪問できたわけで、ツアーバスを利用しない場合は、やはり車がないと時間を有効に使えないと確認させてくれるような、素晴らしい旅であった。
天橋立でも、伊根の舟屋でも観光船に乗ることができ、まあ本当に満足できる旅がもてたのもクルマと義兄のおかげである。
村田茂太郎 2020年2月2日
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天橋立 京都 Japan |
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大江山 かわいい酒呑童子 |
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かわいい酒呑童子の道路標識 |
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安寿と厨子王の立像 |
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日本海
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これは? |
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国分寺跡のサイン |
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有名な天橋立 |
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ほんと? 左甚五郎作 真向の龍 竜が正面を向いている ふつうは横向き |
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伊勢神宮が栄える前に裏日本の京都に伊勢神宮があったそうで元伊勢という? |
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天橋立の海をわたる |
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これが天橋立の砂浜と松林 |
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