アルバカーキ―はNew Mexico最大の街である。CapitalはSanta Feだが、AlbuquerqueがStateの中心といった感じである。
私はエルパソを離れてどこに住みたいかを考え、ArizonaのTucsonとNew MexicoのAlbuquerqueを可能性として考えた。Tucsonには小さな教会がたくさんあり、ここで住むのは危険だと思った。排他的でアジア人は歓迎しないだろうと。それで InternetでAlbuquerqueを調べ、まあ、可能性としては悪くないと思った。しかし私はオレゴンやワシントン州に移りたいと常々思ってきた。しかし、老人になるにつれ、やはり南カリフォルニアから離れるのは無理だろう、寒すぎると思うようになって現在に至っている。お金があれば夏はワシントン州のどこかの島で、冬は南カリフォルニアでという生活が可能に違いないが、あいにくお金儲けが下手で趣味(本その他)に消費するばかりで、カネがたまったことがない。
Albuquerqueは目の前に3300メートルほどのSandia Mountainsがあり、ケーブルでひとつの頂上に簡単にのぼれ、冬はスキーの用具をもっていれば、ドライブしなくても頂上から滑り折れるという便利なところである。
Old Mexican Townがあり、水族館、植物園、Rio Grande Botanical Garden、があり、Santa Feまでは1時間のドライブ。Rio Grandeが流れ、Cottonwood が秋色を示し、まあ、快適に住めそうなところである。10月のBalloon Festivalも有名である。しかし、Los Angeles にくらべると冬はやはり寒い。長年、ロサンジェルスに住むと、ほかのどこにも住めなくなる。
エルパソからコロラドに向かう時、Albuquerqueに一泊するのが常であった。エルパソからは丁度4時間のドライブである。会社の同僚とOfficeがAlbuquerqueにあればよかったのにと話し合ったことがある。エルパソの会社はメキシコ工場管理Officeなので、もちろんそれは無理な話であったが。
Sandia Mountainsは西側から見れば切り立った断崖でできているが、東側に回るとSandia CrestのNational Secnic Trailがあって、車で頂上までドライブが可能である。あるとき、10月の中頃、Santa Feの山の上で雪が降ったとき、Sandia Mountainsはどうかと立ち寄ってみた。山の途中で雪道となり、すでに普通のクルマは立ち往生していた。私は4WDだったので、用心しながら上のParkingに達し、ただちに下山した。怖い思いをした瞬間で、寒さがひどく、車で立ち往生している人はどうするのだろうと心配になって、Policeに連絡しなければなるまいなどと思っていたら、ちょうど、下から登ってくるPatrol carに出会ったので安心した。10月の中ほどで凍死しそうな危険があるということで、4WDのありがたさをかみしめ、ドライブには備えが必要だと強く感じた。
Sandiaとはスペイン語でスイカ 西瓜Watermelonのことらしい。日本人の感覚ではスイカは丸いものと思っていたが、アメリカに来ると細長いひょうたんじみた大きなスイカが沢山あって、なるほどスペインから来たArmyたちはドライなAlbuquerque周辺で、のどが渇き、みずみずしいスイカを食べられればいいのになあと山のかたちからスイカをイメージして、多分、山の名前となったのであろう。私の名前成立根拠推定である。
村田茂太郎 2019年1月6日
Sandia Mountains Albuquerque New Mexico, USA |
ケーブルの駅 (日本語ではロープウェイ、英語ではCable)
Sandia Mountainsのケーブルの長さは世界有数(ナンバー1とか2とか)、それはある区間がサポーターなしに長大な空間を浮かんでわたるからだと思う。ロープだけでもたるんでしまうはずだが、重い車両2台を宙に浮かせて、支えもなしに移動させるのは素人にはむつかしいと思わせる。
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屋根の上にひとりのっかていた。もちろん一般客ではなく、特別な理由があってのことであろう。ワイアーで体を縛っていたように思う。それなら私も楽しめそうだと思ったものであった。 |
10月のAlbuquerqueバルーン フェスティバルは有名である。 |
簡素な水族館がアルバカーキ―にあり、仰々しくなくて私は楽しんだ。 |
植物園にある魅力的な彫像の横で |
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