Translate 翻訳

5/22/2017

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 2017年5月21日 Special Voluntary Activity

SFV Bonsai Club 盆栽クラブ 2017年5月21日 Special Voluntary Activity

 毎年、JACC Japanese American Community Center、 Pacoima のPine Tree TrimmingにはSFV Bonsai Clubのメンバーの一人として、これはVoluntary workということで、私も参加していました。参加することによって、当然、Pine TreeのTrimmingの方法を学べるわけで、たとえば、どこかのガーデナーが時にやるように、Chainsawじみたものでザザッとやれば間違いなく松は枯れることになり、面倒なようでも、小さなハサミで一つ一つ見極めてTrimしていかないといけないということで、松の手入れは大変だということを学んだものでした。このJACCのVoluntary workに対しては、JACCのほうからDrinksとドーナッツなどのスナックが提供され、私たちは約2時間半ほどの作業に満足して無事終えたと喜んだものでした。

 この5月21日の日本庭園の手入れは、今までと違って、大変な作業で、それを5人の専門のガーデナー兼盆栽TeacherまたはMasterが主に作業し、Treasurerである私ともう一人の若い男性は、主に切り終えた枝が池に落ちたりするのを掬い上げる作業をし、そして私はいつものように写真班として写真を撮るのに忙しく過ごしました。

 どうも、事前に会長が話していた様子と異なり、ドリンクスもランチも用意していなくて、会長が自らFast foodsの仕入れに出かけられたほどでした。話ではCityのヘルパーがでて梯子車や散らかったものの手入れを済ませるということでしたが、梯子車をもってきた一人の男性だけで、あとになって片付けをする二人が増えた程度で、私たちが話を聞いて予想していたのとだいぶん様子が異なりました。

 結局、7人の盆栽クラブメンバーが出動して、朝の9時過ぎから3時過ぎまで、ほとんど一日がかりの作業となり、しかも梯子車にのって高い木であるPineの枝を一日中、上にあがって作業したのは、わがクラブのChief主任でした。彼は何をどうすべきか自分でよくわかっているので、何も知らないCity Workerが上に登ったのでは、いちいち上を見ながらあれを切れ、これを切れと指示しなければならず、倍以上の時間がかかったことでしょう。ともかく、Chiefにとっては大変な一日であったはずで、まあこれが最初で最後という感想をもらしておられました。

 ほかの盆栽の先生方も、梯子にのぼり、木にまたがって、太い枝を切る作業を続け、マスターは高齢なのにPond池に這うようにして伸びている松の枝をCutするために、木にまたがり、池の中に梯子を立てて落ちないように注意しながらカットするという作業を続け、会長自身も屋根に上って枝をカットするという始末で、大変な一日でした。今までJACCでやっていった松のTrimmingはSimpleな子供の遊びのような感じで、この日本庭園の樹木の手入れは、長い間ほったらかしにしてあったせいで、本当に大変でした。

 そして、盆栽クラブの活動では少し経てば休憩してドリンクスなど自由に飲めたのに、今回はドリンクスがCityから出るとかといううわさで、自分のものを持参しなかったりして、Coffee Breakも無きに等しいありさま、そして暑くなってきて、汗も滴るほど、本当に皆さん苦労しました。

 この日本庭園はGlendale市のBrand Parkという公園のなかにあり、公園は山のふもとにあって、緑が多く、とてもすばらしい公園でした。そして、日本庭園は1974年10月に姉妹都市である東大阪市が設置したらしく、大きな公園の一部に小さな池と茶室をしつらえた感じで、私の個人的感想としては、とても感じの良い出来栄えでした。Pondは大きくないけれど、まわりを松の木などが囲み、枝は池の真ん中に出張っているので、Trimするのが大変でしたが、見た感じはよく、、緑の中にうまく収まっている感じでした。芝生の上に白い椅子がいっぱい並べられていたので、どういうことかと思っていましたが、あとで4時ごろから結婚式があるとかで、なるほどとわかりました。

 茶室は一般公開はしていなくて、アポでグループとして参加できるみたいで、アメリカの女性もちゃんと着物を着て、片言の日本語をしゃべっていました。私たちがVolunteerで奉仕精神を発揮して庭の手入れ、松切りをしているのは知っていたようで、Thank you, Thank you といい、私たちの作業を見て、見違えるようになったといって喜んでいました。まあ、これは奉仕精神の発揮で、それだけで充分ですが、なにしろどこでもドリンクスとスナックぐらいは用意してもらうことには慣れていたので、このCityはただで奉仕してもらって、ドリンクスも何もださないというのにはあきれてしまいました。これは例の悪名高い慰安婦像設置問題と絡んでいるのかもしれないというのが下衆の想像です。そんな悪い日本人には何もしてやる必要ないということなのかしら。Bonsai ClubではこのGlendale日本庭園をヘルプするか、どう扱うかで問題になり、私も含めて賛否両論となりましたが、結局、会長が誠実に対応しておられるので、せめて一度だけは無料奉仕を実施しよう、これはあくまでもVoluntary Baseだということで、結局、7名が参加しました。

 私たちは、相手がどうであれ、会長に対してはできることはしたという満足感をもちました。本当に暑い日差しの中、木の枝の上や池の中、屋根の上、梯子車の上と大変な作業を続け、それが5-6時間という労働で、もうこれが最後だとの感を強く持ちました。

 私個人のこのGlendale City日本庭園Volunteer松切りの仕事は、Cityはよくわけのわからない怪しからんやつだが、それに怒って対処していたのでは彼らの低い次元と同じ立場に立つことになる。それではいけない、私たちは愛と寛容と赦しが大事で、相手が幼稚な反応をしても、相手を許し、日本人として奉仕の精神を発揮して対応しようということで無料奉仕に参加してきました。Cityのメンバーは怪しからん奴だが、庭園の樹木が手入れもなくてかわいそうだ、ちゃんとしてやろうということであったと思います。来年もGlendale Cityが、バカな日本人が無料奉仕してくれるだろうと考えるようなことがあれば、これは一回限りの出来事であったと知って、後悔し、残念に思うことでしょう。

 ちなみにPondには鯉、亀、メダカなどがたくさん居て、水鳥も浮かんでいました。こじんまりとして、なかなかいい感じの庭園と茶室でした。入り口には小さいけれど白壁とかわらの門をつくってあって、よい設計だと思いました。池の水は津和野や永観堂のように清い流れ、清い池ではなく、底も見えないほど濁っていましたが、まあ、動物たちがエンジョイしていたので、私はできるだけ池を乱さないように、池に落ちた枝や葉っぱを掬い上げる作業を行い、おくれてきたメンバーのひとにも、手伝ってもらいました。この掃除も力のいる大変な作業でした。本当にこの一日は今までのBonsai ClubのActivityのなかで、一番大変な日となりました。ともかく、やれることはやったというのがマスター、チーフなどの感想で、会長も面目が立ったことでしょう。

 マスター宅にあつまって、ということでしたが、私の運転でマスターとチーフとの3人がShoseian Tea Houseに向かい、他の人は遅れて別個にやってきました。クルマのGPSのおかげで、初めての場所Brand Parkのなかにある日本庭園に迷わずに着けました。GPS万歳!

村田茂太郎 2017年5月22日































No comments:

Post a Comment