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9/22/2013

ブログ表紙写真 83回目 岐阜ぎふ 高速車道ツアー・バスの窓から 岐阜県 Japan

ブログ表紙写真 83回目 岐阜 ぎふ 高速車道ツアー・バスの窓から 岐阜県 Japan

 日本の友人に信州上高地を含む観光ツアーに入りたい旨伝えていたら、2泊3日の旅で岐阜羽島駅を起点とするすばらしい観光バス・ツアーが実現しました。2008年5月。

 新幹線で岐阜羽島駅に着き、そのあとは、きれいな観光バスで飯田、霧が峰、美ヶ原、八ヶ岳野辺山高原、軽井沢、白根山、安曇野。上高地、乗鞍岳という豪華なルートで、特に上高地は最高でした。

 霧が峰や美ヶ原はまだ寒すぎて、5月では早すぎるということがわかりました。はじめての軽井沢、浅間山、そして白根山。ここも雪に覆われた寒い状態でしたが、それなりに興味はありました。安曇野に出て、そのあと、上高地は雪と新緑で最高の美しさ。45年ぶりに訪問の夢がはたせました。学生時代に槍ヶ岳登山を計画していて、入院・手術で挫折したままになっていました。美しい梓川の清流を見て、心も洗われるような思いをしました。

 そのあとの乗鞍岳へのバスでのツアーもすばらしいもので、とてもいい思いをしました・

 そして、バスは乗鞍岳を下山して、岐阜羽島駅に向かいましたが、その間、高速道でいったん北上してから南下するというルートで、岐阜県の一部を高速道で縦断するようなかっこうになり、そのバスの中から見たあちこちに展開する岐阜の街のたたずまいが、本当に美しく、まだまだ日本には唱歌に歌われたような変化にとんだ見事な街や村が山、川、水田、畑、に囲まれてうつくしく展開しているのがよくわかり、岐阜県の美しさをはじめて知っただけでなく、日本の美しさを確認できて本当にすばらしい旅となりました。国立公園や各地に展開する絶景はもちろん見事なものですが、そのほかに、大都会ではなく、地方で普通に展開している町並みが、わたしには驚くほど美しく感じられました。

 ちょうど、5月の新緑と稲の水田の時期であったため、山々の間に展開する水田と川と町の家並みが、高速を走るバスの上からでも、とても美しく感じられ、アメリカの南西部の荒涼とした、しかし、それなりにユニークで美しい自然とはまた異なった日本の自然美を心から確認することができ、充実した旅となりました。企画して行動をともにしてくれた友人には心から感謝しています。(アメリカ南西部の自然については、このブログでも沢山の写真や私の紀行文ですでに紹介しました。)

 このブログでも、すでに、岐阜の車窓からの風景ということで、紹介してありますが、もう一度、ブログ表紙ということで、Pick up しました。

 岐阜羽島駅といえば、悪名高い大野何某の像が建つ金と権力で人工的に作られたところだときいていましたが、今は、岐阜・信州など観光の基点として観光バスがつらなるかたちで展開されており、にぎわいのある大都市から出発するのではなく、何もないところに集まって、出発し、帰ってくるのはいいことだと思いました。

 ちなみに、岐阜という名前は織田信長が択んだそうです。岐阜は、山また山で、自然の美しいところだとはじめて知りました。大阪生まれ、大阪育ちで、あまり地方を知らないまま外国にきてしまい、もったいないことをしました。今からでも遅くないと、友人の助けで、日本を訪問するたびに、あちこち飛びまわれたのは幸運でした。念願の長州・桂小五郎(木戸孝允)生誕の地・家を訪問したり、熊野の瀞八丁その他、そして、女房と一緒に鎌倉・東慶寺に小林秀雄のお墓まいりも実現できたのは私には最高のよろこびでした。

村田茂太郎 2013年9月22日

岐阜の町、高速道を走るツアー・バスの窓からの風景
以下すべて同様
山・川・町村・水田・畑・瓦屋根の家並み






 
 










 
 






 

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