ブログ表紙写真 2020年8月30日 Santa Barbara Coast, Pier, Park California USA
Santa Barbara はLos Angelesから約2時間のドライブで日帰りの旅としては手ごろであるため、日本からの友人が来たり、私の姉やワイフのいとこが訪れたときは、必ずOjai, Santa Barbara, Solvangを案内したものであった。
私が初めて訪れたのは1978年頃であったと思う。もう40年以上前で、私の大好きな探偵小説作家Ross Macdonaldがまだ健在であった。私は彼を訪ねたかったが遠慮して訪問しなかった。その後しばらくして、1983年、亡くなったようだ。
その後何度も訪れたが、海と山が近いサンタ・バーバラはいつ来てもいい感じをもったもので、ロス・マクドナルドとその妻の作家マーガレット・ミラーが鉄道の車窓から海岸べりを見て気に入り、結局、サンタバーバラに家を持ったというのは有名な話だが、わかる気がする。私も経済的に余裕があれば住みたいと思うところである。
従って、一週間のカリフォルニア・ループの旅も必ずSanta Barbaraを経由したわけで、ある時は二泊してまわりを見て回ったりした。
コロナ・ウイルス騒動の中、気分転換にサンタバーバラまでドライブしてみたいと思うが、MissionやPierやBotanical GardenがOpenかどうかもわからず、あとが面倒なので結局どこへも行く気にならず、読書とGreat Courses Studyそして犬猫を相手に過ごすことになる。最近は盆栽クラブも閉鎖なので、盆栽の手当てもせず、水をやるだけで、自分でもこれではダメだと思う。犬のThumperが本当にめくらになって、家の中を歩くのも大変なので気が滅入るばかりである。人間の場合のように簡単に手術と考えていたが、Diabetesがコントロールされていない、つまり血糖値が200だったり、82だったり、300だったりということで、精密検査も手術もできず、不満がたまるばかりである。コロナのために直接獣医と会えない、話せないようでは話にならない。2年待って、コロナがおさまってから手術をしてもらうのがいいかもと思う昨今である。今まで元気に野原、公園を走っていたのが、まるで大昔の記憶のようで、本当にかわいそうで涙が出てくる。
村田茂太郎 2020年8月30日
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